#30 オリジナルのロゴマークで団地グッズをDIYしてみました。| YADOKARI✕公社二宮団地

「しっかりリノベ」のプランで入居しているチョウハシです。
住まい(住)のDIYができるのならば、着るもの(衣)だってDIYできるのではないか!?
という事で、以前からやってみたかった「シルクスクリーン印刷」にチャレンジしてみました。
調べてみると、シルクスクリーンの「版」が用意できれば自宅でも簡単にできる事がわかり、いざ実行!!

◎デザインを用意しよう!
せっかくなので、今回の団地プロジェクトのロゴマークをデザインしてみました。

タイトル「Ninomiya」
自然の近い里山団地をテーマに。陽当たりの良い丘陵、南に望む相模湾。北に望む丹沢の山麓をモチーフにしました!

タイトル「Share the Future!」
団地らしく「共有(Share)」をテーマに。お互いにつながった建物(棟)がポイントです!

 

◎シルクスクリーン版を用意しよう!


こちらがシルクスクリーンの版です。
よくみると、印刷したい部分がメッシュになっていて、ここからインクが出てくるイメージです。


版もDIYで作れるようですが、今回はシルクスクリーン製版の片桐写真型さんに作ってもらいました。
今回は小フレーム(印刷範囲350×450mm)の版を作ったところ、6090円。
DTPの要領で、webからデータ入稿し完成品が郵送で届きます。
入稿データの形式によってはデータの変換費用がかかったり、変換処理のための時間がかかる場合があります。

◎服を用意しよう!
長い間、着られるようにと厚手の生地のTシャツ(5.6oz)とスウェットパーカー(15.6oz)を購入しました。新品に限らず、今まで着ていた衣類にも印刷できますよ。

◎印刷の準備
1.印刷したい箇所を決める。マスキングテープなので目印をつけておくと良いでしょう。センターに印刷したい場合は服の寸法を測り、中心に印をつけておきます。


2.印刷したい箇所を平らにします。パーカーやポケットがある場合は雑誌などを挟んで、段差ができないようにします。
3.版をマスキング。版に複数のデザインがレイアウトしてある場合は、他の部分が印刷されてしまわないように、マスキングテープを貼りインクが出ないようにしておきます。


4.インクを用意します。今回は扱いやすい水性のインクを使いました。使用後、版や道具類を洗う必要があるので水性の方が便利です。水性でもインクが乾けば、洗っても印刷が落ちる心配はありません。RUBADAは印刷が布の表面にインクがしっかり残るタイプで、DYE COLORはインクが染み込むイメージです。


5.スキージー(ヘラ)を用意します。印刷したいデザインの幅よりもすこし大きめのスキージーを用意しましょう。


◎いざシルクスクリーン印刷!
印刷したいデザインの上部にインクを置きます。スキージーを傾け、押し付けるようにインクを上から下に引き寄せます。

(印刷の具合を見ながら、2回インクを引いても構いません。)

ゆっくりと版を持ち上げます。すると!


見事に印刷できてます!
版に残ったインクが乾かなければ、5〜10枚程度は繰り返し印刷できます。(インクによって乾きが早いものがありますので、メッシュが詰まらないように注意して下さい)
版は印刷後すぐに水洗いして下さい!そうすると長持ちします。版は繰り返し使えますし、インクを変えればさまざまな色の印刷もできます。


私は衣類以外にもエコバックに印刷して、団地暮らしに役立てていますよ!

(2017年10月4日記事公開)