#55 みんなで箱根&小田原へ行ってきました | YADOKARI✕公社二宮団地

こんにちは。

1月某日、このプロジェクトに関わる皆さんと一緒に、箱根と小田原に行ってきました。

案内してくださったのは、公社団地共生プロデューサーの原さん。西湘地域に精通している原さんのお話をうかがいながら、いろんなスポットを巡りました。そのなかで、わたしが特におすすめしたいと思った場所をご紹介します。

この日は東京に4年ぶりに大雪が降った翌々日。まだ電車や道路が通常に戻っておらず、小田原まで新幹線で向かいました。新幹線なら、東京駅から小田原駅まで35分。あっという間です……

まずは芦ノ湖へ。小田原は雪がすっかり無くなっていたのですが、標高の高い箱根はまだ雪がしっかり残っていました。

写真じゃちょっとわかりにくいかもしれませんが、芦ノ湖も見たことがないくらい波が高かったです。

芦ノ湖を臨むカフェ「Bakery & Table 箱根」でお茶しました。2階のカフェでハニーロイヤルミルクティーを味わいながら、ホッとひととき。

ボーっとするには最高の場所です。思わず長居しちゃいそう。

遊覧船が行ったり来たりするのを見るのも楽しいですね。

小田原では、「籠常商店」に行きました。

創業は明治26年。かつお節と削り節の製造・販売を行っているお店です(店内の写真を撮り忘れました……)。

歴史を感じる店内に入ると、かつお節のいい香りがふわっと漂います。かつお節だけでなく、さばの削り節など数種類をグラム単位で購入することができます。お料理に使うのが楽しみです。

風鈴で有名な「柏木美術鋳物研究所」にもお邪魔しました。

逆光でわかりづらくてすいません……

小田原は城下町だったこともあり、職人が多いことでも知られています。

ここでつくられている風鈴は砂張(さはり)製。砂張とは、銅や錫(すず)などの合金で、余韻が長い音がするのが魅力です。お寺や仏壇に置かれる「おりん」なども製造しているそうです。ここで製作された風鈴が、黒澤明監督の映画『赤ひげ』にも登場したことがあるのだとか。

鋳造所のなかも見せてもらいました(残念ながら撮影不可でした……)。現代の機械を使用しているものの、つくり方はほとんど昔と同じなのだそうです。職人さんが伝統技術を受け継ぎ、守ってくださっているおかげで、数百年も前の人が楽しんだ音を現代に生きる私たちも楽しむことができるんですね。

 

他にもいろんなスポットを巡ったのですが、写真を撮り忘れてしまい……(泣)。でも、原さんのおかげで、箱根や小田原の違った魅力を感じることができ、ぜひまた訪れたいと思いました。

ちなみに、この日は日帰りで東京に戻ったのですが、東京のほうが寒く感じました。この記事を書いている1月末時点でも、東京はまだ雪が残っていますが、聞くところによると、二宮団地の方はもうほとんど雪が残っていないそうです。西湘地方は暖かいんだなぁ。“避寒”するなら、西湘地方に行くとよいかもしれないですね(笑)。

(2018年1月30日記事公開)