#62 薬膳スープの会 vol.1 を開催しました |YADOKARI✕公社二宮団地

こんにちは、国際中医薬膳師の長岡桃白です。

2月24日(土)、コミュナルダイニングにて「おうちでつくれる薬膳スープの会」を開催しました。

薬膳のお話をしながら、身近な食材でつくる身体に良いスープを味わっていただく気楽な会です。今回は、風邪の引き始めに力を発揮する風邪をこじらせない生姜スープ&生姜ドリンクをご紹介することにしました。

会のスタートは17時。
準備のために当日15時にコミュナルダイニングに入り、なんと神奈川県住宅供給公社の通称ヒデさんにお手伝いいただきながら、薬膳スープをつくりました!

もくもくとネギを刻んでくださるヒデさん。
ネギをたっぷり使うスープなのです。

生姜の絞り汁もたっぷり使います。
これで20人分くらい。

一緒に、黒糖と葛のドリンクもつくりました。

当日は、お子さんや公社の方を含めると15名ほどの方がいらしてくださいました。

ぞくっとするタイプの風邪は、ひきはじめであれば、しょうがやねぎなどの身近な食材でぱっと治すことができます。とにかく、早い段階で体をあたため、適切な「汗」をかくことがポイントです。

スープレシピのほか、風邪の種類や風邪をひいてしまうプロセス、症状別の漢方薬を飲むタイミングなどのお話をさせていただきました。

緊張していてあまり覚えていないのですが、スープも黒糖ドリンクも「おいしい!」と言っていただけたので、ほっとしました。

今回は、馴染みやすい鰹だしだったのも良かったのでしょうか。「この味なら、さりげなく夕飯に出したらいいわね」とおっしゃってくださった奥様もいらして、「そうなんです!」と思わず前のめりに。薬膳は特別なものではなく、日々の食卓にさりげなく取り入れたいもの。

実際にスープを味わっていただくことで日頃のわたしの思いを伝えることができ、イベントをさせていただいてよかったと感激しました。

スープも配ってくださったヒデさん。本当にお世話になりました。
ヒデさんは学生時代に飲食店でアルバイトをされていたとのことで、すばらしい手際でした!

スープは、その後18時から同じ会場で行われた「お食事会議」にも差し入れ。

多くの方々に薬膳にふれていただく機会をいただき、ありがとうございました。
またぜひ、第2弾をさせていただけたらと思っています。

(2018年3月12日記事公開)