アメリカンヴィンテージと暮らす

第5回:アンティークモールは宝の山、とっておきのヴィンテージを探す|アメリカン・ヴィンテージと暮らす

アンティーキングとは、アンティークやヴィンテージの品物を探してあちこち廻ること。アメリカでアンティーキングするには、フリーマーケット、スリフトストア、アンティークショップで探すのが一般的のようです。
EbayやEtsyなどオンラインショップで探す方法もありますが、品物を手に取って見てみたい!となるとショップに行ったほうが確実。そこで今回は、アンティーキングでよく廻るアンティークモールについて書きたいと思います。

※写真全ては各アンティークモールに許可を撮って撮影したものです。

Fire King bowlsFire Kingのミキシングボウル

 

アメリカにはあちこちにアンティーク関連のショップがありますが、2008年の経済不況の煽りから、たくさんのアンティーク関連のお店が次々と閉店してしまいました。
それがここ数年で少しずつ回復の兆しを見せてきたようで、今まで閉まっていたお店が再開したり、新しいアンティークショップがオープンしたりして、ヴィンテージコレクターには嬉しいサイン。特にアメリカでは、ヴィンテージ品関連のテレビ番組の人気も手伝ってか、以前よりアンティーキングをする人をたくさん見かけるようになりました。
 

アンティークモールって?


アメリカのアンティークモールは、モールと銘打っているだけあって大きいものは一周するだけでも数時間かかる店もあります。
モールでは、細かく仕切られたブースを個人のセラーに貸していて、セラーは自分の売りたいものに値段をつけて販売することができます。なので、値段やコンディションもセラーによってまちまち。同じ品物でもリーズナブルなものから高額なものまであるので、モール内を廻って色々見たほうが間違いなし。
アンティークモールのブースには賃貸料がかかるせいか、品物の値段を少々高めに設定している人もいます。

Glasswaresグラスウェアの山。McKee(右)のものはどれも高額。

 

お店の中はガラクタ市?それとも大きな宝箱?


モールにある品物はガラクタのようなものからレアなものまで様々。たまにヴィンテージではないものも置いている人もいますが、それでも細かく分かれたブースを見て歩くのがアンティーキングの楽しみの一つ。
これは何?というものから、これは小さい頃うちにもあった!など、どの商品にも歴史があります。歴史といってもヨーロッパの数百年前のアンティークには足下にも及びませんが、アメリカのヴィンテージは大半が1800年代のものから1970年代のものが中心だと思います。
中には80年代以降のものまでも含まれているため、売っているものがガラクタかどうかというのは買った本人次第かも。

Kitchensキッチン用品のディスプレイ。お洒落な棚などの飾り方は自分の家にも取り入れられそう。

 

アンティークモールでの割引について


まれにブース内に「全品○%オフ」の表示を目にする場合があります。その際に気をつけてほしいのが、「Except firm」や「check or cash only 」の表示。「Except firm」とあるものは、Firmと表示がある商品は値引きができないという意味で、「check or cash only」は、小切手または現金のみなら割引できますよ、ということ。そういう状況に備えて、小切手や現金を多めに持っていくことをオススメします。
それと、○% off cash and check / ○% off credit card という表示も。現金または小切手なら○% オフ/クレジットカードなら○% オフと割引率が違うときもあるので、自分に合った割引率を選ぶとよいでしょう。「全商品割引だって!」と意気揚々とレジに持っていったところ、割引にならなかったりしたらガッカリですもんね。

Zakkaインテリアのデコレーションになりそうな可愛い雑貨類

 

値段はあってないようなもの?


欲しいものが見つかったのに、傷がついていたりヒビが入っている・・・ということありませんか?そういうときは、諦めて傷がついていないものを探すのもいいでしょう。
傷やヒビが入っていても構わない、という人はレジで交渉してみるのも手です。「この商品が欲しいんですが、ヒビ(傷、欠け)があるので値引きしてもらえませんか?」と聞くと意外や意外、「それじゃ○% オフでどう?」なんて割引がきくことも!私はまだやったことはないですが、そういう光景をたくさん目にしてきたので、駄目もとで聞いてみるのもいいのでは。

vintage furnitureレトロなヴィンテージの家具

 

それと、たまに欲しい商品に値段がついていないということがありませんか?そういうときもレジで聞くと、セラーに連絡をとって値段を聞いてくれることがあります。
たまにセラーがブースにいることもあるので、その場合は本人に値段を聞いてみるとよいでしょう。私は以前に、Fire King のアイボリーのキャセロールとテーブルサーバーのセット(ラベル付きのミント)を見つけたときに値段がついていなかったので、たまたまその場にいたブースのセラーに値段を聞いたところ、「キャセロールは35ドル、サーバーは15ドル。でも、今セットで買うなら35ドルでいいよ」とラッキーな返事が。
15ドル値引きなので、テーブルサーバーを無料でもらったようなもの。皆さんフレンドリーなので、聞いてみるだけでも損はないはず。

Catherine Holmキャサリンホルムのキッチンウェアはアメリカでも人気

 

気に入った商品が高かったからとか、値段がわからなかったからとかという理由で買わずに帰り、後から「やっぱり欲しかったなぁ」とならないためにも、わからないことがあったらまず聞いてみましょう。
「どういうものを探しているの?」と店員に聞かれたときには自分の目当ての商品が置いてあるか聞いてみるのもよし、どんなセールをやっているのか聞いてみるのもよしです。先にも書きましたが、アンティークモールでは少々値段が高めの場合があるので、上記のことをふまえておくとアンティーキングする際に役に立つかもしれません。
もしかしたら手に取ったその品物は次に見つからないかもしれないので、怖がらずに交渉してみてくださいね。

皆さん、お気に入りのヴィンテージに出会えるといいですね!

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Writer アプティグラフト佳菜

アメリカ在住。現在、アメリカの大学にてジャーナリズムを専攻し、学位取得を目指す。普段大学では、社会問題や法律に関係した記事を中心に執筆。

アメリカに移住してからというもの、アンティーク&ヴィンテージのグラスウェアや小物の収集に明け暮れ、他にも、時間が出来ると布小物を製作したり、写真撮影をしたりと、あちこちに手を広げては時間が足りないのが悩み。

将来は、とにかく日本語と英語でどんな記事でも書けるマルチなジャーナリストになれるよう、日々修行中。

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