時短で豊かさを作ろうSunrise Reflections / Marc Forrest

YADOKARIのサイトに掲載されている情報に触れて、「こういう家に住めたら良いな」「週末とかバカンスはこうやって過ごしたいな」とここの読者なら誰もがそう夢見るのではないでしょうか?

でも、実現にはほど遠いなとの思いが頭のどこかにこびりついているから、やっぱり夢は夢と諦めてしまいがち。最大の難敵は、ずばり忙しさでしょう。まず、物理的に仕事で拘束されている時間が長く、しかも、かつてと比べて仕事での緊張が段違いですから、疲れてしまってプライベートを充実させるのは難しくなっています。

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建築家の手がけた今どきの住宅は良くできている。

YADOKARIで紹介されている家はみな素晴らしい。主に、外観写真が中心だが、内装も良い。効率重視で天井の真ん中に照明を据えるのではなく、間接照明や照明との間に仕切りを挟む直接間接照明とでも言うようなしかけになっていて、光を和らげるようにしてある。こうやってまぶしさを遮ってこそ、住む人は家でくつろげるのである。

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「少子化を解決する家」をコンセプトに


「日本の社会問題を解決する建築」という途方もないテーマと「実現可能なプラン」という制約のコンペで、途方に暮れた建築学科の学生に相談に乗った時の話である。

学生の求めに応えるのは好きだし、自分で言うのもなんだが得意だ。その前年の学生が別のコンペに応募した際には、知恵をつけた上で「大賞は取れないけど、特別賞が取れると思うよ」と“予言”して送り出したら、ちゃんと日刊工業新聞の特別賞をいただいた。その実績もあり、学生が頼ってきたのである。

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広告代理店や外資系コンサルティング会社&ファンドに勤め、世界のあちこちに行きましたが、今年の夏の暑さは異常だった。

日本のみならず、世界中がおかしかったらしく、CNNでもBBCでも、異常気象のニュースを流していた。原因は世界的な海水温の上昇というのが共通見解である。わあ、ちょっと我々の手には負えませんね、それを根本から解決するのは。かと言って、エアコンで自分の身を守るだけでは、排熱で街をかえって暑くするばかり。内外の温度差で体調を崩してしまう。こんな暑さが毎年続くのでは、マジで人命に関わる。自然な涼しさが欲しい。なんとしても都市の温度を下げなくちゃ。