インドにあるロディという街で、アーバンアーティスト(野外の公共スペースなどの目に見える場所でアートを制作するアーティスト)のダクがひときわ面白い作品を壁に作った。テーマは「移りゆく時は全てを変える」だ。

プラスティーク・ファンタスティークは、都市環境におけるパフォーマンスの可能性を模索することを目的に、一時的に建築物を作るグループ。1999年にベルリンで結成され、大きな風船状のものを膨らましてその中に特殊なスペースを作ることを得意とするという。

芸術の秋、とは誰が考えた言葉だろう。確かに秋風に吹かれると、アートや読書に勤しみたい心境になる。しかし秋でなくとも、Instagramを始めとするSNSには年がら年中アートな写真が満載だ。実際、毎日のように自撮りに躍起になっている現代人は少なくないし、そのせいで心地よい秋風の感触に疎くなってしまうことさえあったりする。

あなたの目をまじまじと見て、マジシャンの男がこう言う。”Now you see me.(確かにここにありますね)” そして次の瞬間、彼は手をひらひらさせて言う。”Now you don’t.(ほーら、消えた)” こう仕込むのがマジシャンの手口なら、アーティストのJR が手がけるのは、それと正反対だと言っていい。彼の使命は、普段隠れている存在を公にすることなのだ。

広いホールの中で図書の展示を行う場合、どのように置いていくのが良いだろうか。平積み? それとも壁面に沿って本棚を設置する? イタリアのヴェニスには、それとは全く異なるアプローチで「本のための空間」を生み出し、話題になっている作品がある。

6月のイタリア。ミラノ北東のイゼーオ湖に、涼しい黄色の道が生まれた。その道は、カンザス出身のドロシーが歩いたあの有名なレンガ道と同じくらい純粋な黄色をしていて、誰もが思わずこう声を上げてしまいそうだった。“I don’t think we’re in Kansas anymore!”(「もう、ここはカンザスじゃないのね!」)

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