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「スーツを脱いで、旅に出よう!」

そんなメッセージも持って旅した小笠原。たった2週間の短い旅ではありましたが、こうして未来住まい方会議の読者の皆さんに読んでいただけたり、新聞やラジオで取り上げていただけたり、少しずつメッセージを広げていくことができました。 ぼくが今回のような旅に出た理由は、「旅を発信するには?コピーライターが考える旅の企画の作り方」にも書かせていただいたのですが、「日本人はもっと会社を休んでもいんじゃないか」という想いがあったからです。

sugoiga8 みなさんのお知り合いの中に、小笠原に行ったことがある人はいますか? そのような人は、かなり少ないのではないでしょうか。そうして、「我こそが開拓者!」という気持ちで小笠原に行ってみると、そのリピーターの多さに驚かされます。2回や3回ではありません。毎年来ている人の多さたるや、里帰りのごとし。

それでも、小笠原の旅が終わるころ、自分もまたリピーターになることを確信してしまうのです。 それほどまでに惹きつけられる理由は、「見送り」にあるのではないかと思います。それは、島ならではのセレモニー。今回は、多種多様な見送り文化についてご紹介したいと思います。

sugoiga7 小笠原には、未来の住まい方を考えるのにぴったりの宿があります。 それは「エコヴィレッジぷーらん」。 サーファーのRYOさんと、ヨガインストラクターのCHIKAさんが手がける“秘境宿”です。

町から少し離れた森の中、道なき道を進みたどり着くその場所では、人が自然のサイクルの一部となる暮らしを体感できます。ぜひRYOさんからのメッセージを読んでみてください。

ぷーらんでの暮らしは、まるで“泊まるアトラクション”。食事やトイレ、シャワーまで、生活するだけでたくさんの発見や、おみやげ話ができるはず。ふつうじゃない小笠原暮らしにどっぷりと浸ってみたい人にオススメです。今回は、そのほんの一部をご紹介したいと思います。

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小笠原に来てからというもの、夕日を毎日楽しみに待っています。 「今日は、まあるい夕日が見れるかな?」「水平線にきれいに落ちるかな?」「空はどんな色に焼けるかな?」そうやって、一日の終わりをワクワクして待つように迎える時間って、なんて大切なんだろうと思うのです。

都会で忙しく働いていると、朝から満員電車で席取り合戦、命からがら会社に辿り着いたら、帰る頃には外はもう真夜中。いつ夕日が落ちたのか、なんて知る由もないまま一日が終わっていく。ひどいときには、いつのまにか夏がまるごと終わっているではないか。小笠原にいると、そんな暮らしが正しいとは思えなくなってきます。

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「島に住んでるとね、何でも屋さんになるんだよ。たとえば、内地だと水道が止まったら水道屋さんを呼ぶのが当たり前だけど、そもそも水道屋さんがいない。正確に言えば一人いるけど、蛇口のパッキンの交換ぐらいだったら、みんな当たり前にできるしね。そういうことが楽しいと思える人が島に根付いていくと思う。」

「小笠原エコツーリズムリゾート」代表にして、小笠原のプロフェッショナル。竹澤博隆さんへのインタビュー後編です。前編を読んで、『小笠原を旅したい!』、人によっては『小笠原で暮らしたい!』という想いを抱いた方もいらっしゃるのではないでしょうか。そこで、後編では、移住歴20年にして「竹ネイチャーアカデミー」「ハートロックヴィレッジ」「ハートロックカフェ」を総合展開している、島いちばんの何でも屋さんでもある竹澤さんに、小笠原で住むということ、小笠原で働くということ、その取り組みについて、お話を聞かせていただきました。

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「小港海岸にいく途中、暗い森の中を通るんだけど、満月の夜は、そこに月明りの木漏れ日ができるんだよね。もしも女の子と一緒なら、ドキドキして手をつないじゃうとこなんだけど、森を抜けて砂浜に出た瞬間、急にスポットライトを浴びるような月明りに照らされるんだ。 それはもう、お互いの顔が見えすぎて恥ずかしくなるくらいに。」

そう話してくれたのは、「小笠原エコツーリズムリゾート」代表の竹澤博隆さん。 川崎で生まれながらも、17歳から小笠原に通い始め、22歳の若さで移住を決断。ダイビングショップのインストラクターを経て独立へ。移住歴も20年を迎える現在では、海も山もフルサポートでガイドする「竹ネイチャーアカデミー」、多くの要人が宿泊する「ハートロックヴィレッジ」、海の見ながら鮫バーガーなどユニークなメニューも味わえる「ハートロックカフェ」など、数々の事業を代表として束ねる、島で唯一の総合観光業者として活躍されています。

つまり、小笠原の海も山も知り尽くすプロフェッショナル。そんな竹澤さんは、小笠原をどう遊び、どう暮らしているのか。ガイドブックには載っていない島の本当の魅力について、リアルなお話を聞かせていただきました。

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