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皆さんはマイクロ・パブリッシングという言葉をご存知ですか? マイクロパブリッシングとは「少部数で本を出版すること」。マイクロパブリッシングで出版された本は、ほとんどが出版取次を通さず、直接書店に送られて販売されています。

YADOKARIが出版した『月極本』もこの方法で作られた本のひとつ。コピー機などを利用して作られる小冊子を指す「ZINE(ジン)」や、盛り上がりを見せるローカルペーパーなども広い意味で言えばマイクロパブリッシングに含まれるでしょう。

今まで、出版は個人ではできないものと思われてきましたが、近年では、出版や流通のインフラが変化したことで、個人でも本を出版・流通させることができます。

今回は、フリーの編集者で書籍『ローカルメディアのつくりかた』の著者でもある影山裕樹さんと、書籍『未来住まい方会議』の版元になった三輪舎の代表・中岡祐介さんを招き、マイクロパブリッシングの持つ力や可能性について話していただきました。

(c)Naoko Kurata

(c)Naoko Kurata

みなさま、こんにちは。「オランダとタイニーハウス」連載の4回目です。これまでオランダの国の成り立ちからタイニーハウス・ムーブメントの過去と現在について書いてきましたが、今回はオランダにおけるムーブメントが今後進む方向について予測してみたいと思います。

入口のカーブが楽しげ。

入口のカーブが楽しげ。

熊本地震から3カ月が過ぎ、メディア露出は落ち着いたものの、現地ではいまも生活再建、復興に向けた取り組みが続いている。そのひとつが、熊本市の崇城大学キャンパスにつくられたボランティアビレッジだ。多数のボランティアが宿泊するため、施設の規模は小さくないが、それでも極めてミニマムである。

熊本 ロックフェスを思い出した。訪れての第一印象だった。巨大なテントと、まるっこいフォルムのドームのイメージに引っ張られたからだろう。周囲にあったテント村も影響している。巨大テントの中にはバーやステージ、多数のテーブル席が並ぶ。まるっきりフェスである。ドームの直径は6mほどで、天井がない。内部には竹の階段と、竹で組んだロフトがあるだけで、あとはがらんどう。どうやって使うのだろう、不思議な空間だ。

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ロサンゼルス、ダウンタウン。歴史的な建物が残るエリアの一角にある「ラスト・ブックストア」は、築100年の銀行から生まれ変わった「世界で最も美しい本屋」の一つだ。大きな柱に、高い天井、頑丈な金庫が荘厳な雰囲気を残しつつ、自由でアートな気分が漂っている。

前編では、本でできたレジカウンター、書庫になった金庫を発見した。後編ではさらに奥へ。「ラビリンスの入口」から、本の迷宮へと進んでいこう。

前編はこちら⇒ 100年前の銀行が書店に。ロサンゼルスで見つけた「世界で最も美しい本屋」【前編】

銀行時代の大きな柱が残る店内

銀行時代の大きな柱が残る店内

本屋は恐竜のように絶滅してしまうのだろうか。皮肉にも「ラスト・ブックストア」―「最後の本屋」と名付けられた書店が、ロサンゼルスの中心部にある。本のインターネット販売や電子書籍が幅を利かせるなか、相も変わらず手渡しで紙の本を売り、古書を買い取っている。その数25万冊。1185店舗(2012年時点)あるというカリフォルニア州の本屋の中でも、最大規模を誇る。もともと銀行だった建物には大きな柱、荘厳な雰囲気が残り、「世界で最も美しい本屋ベスト20」にも選ばれている。

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