【イベント12/18(水)】「ものづくりの民主化」が生み出す建築・住まいの未来 〜DIY、メーカーズ文化、世界に一つだけの家づくり〜

誰もがクリエイターになる世界は、もうすぐ目の前に来ています。YouTubeの動画プラットフォームを使えば動画クリエイターになれたり、メルカリを使えば誰もが手軽にバイヤーになれたり、フェイスブック、ツイッター、インスタグラムなどのSNSを使えばまるで記者のように意見を世の中に伝えることができる。自分の好きを表現し合い、繋がり合う世界の次は、自分がクリエイターとして自分のために作り、自分の人生が豊かになるものを、自分のために作るのです。

これまでは専門知識が必要であった「ものづくり」がインターネットやテクノロジーの発展と共に、気軽に作れる世界。何かを作る時に「ものづくり」の専門の人にしか見えていなかった部分が見えてくる、または必要なくなる時代がすでに来ています。

今回のテーマは「住まい」「建築」を切り口に、「ものづくり」の未来に挑戦するお二人をお呼びしてのイベント。日本の建築デザイン専門月刊誌である「新建築」・「住宅特集」で表紙を飾った今の時代を代表するお二人です。

1人目のゲストは、施主も、設計士も、職人も、家づくりに全員が同じステージに立ち、みんなのセッションから生み出される「世界にひとつだけの家」を作り続ける株式会社HandiHouse project の加藤 渓一 さん。これからの住まいの実験室「HandiLabo」の運営をしながら住まいの新しい未来への挑戦をする。

2人目のゲストは、買い手がオンラインでオーダーメイド家具を自由に設計し、全国各地の工房からオンデマンド出力できるプラットフォーム「EMARF」を運営しながら、自律分散型地域生産を目指すVUILD(ヴィルド)株式会社 CEO/アーキテクト 秋吉浩気 さん。ものづくりのハードルを下げ、「ものづくりの民主化」の未来への挑戦をする。

二人に共通するのは「住まいや、暮らし」という切り口から「ものづくり」のアップデートを企てている事。

今回はYADOKARI さわだいっせい、はじまり商店街 くまがいけんすけ がファシリテーターを務めながら、「住まいや暮らし」という視点から「ものづくり」に携わる 両氏が考える、これからの未来について伺っていこうと思います。皆さまにお会いできる事を、心より楽しみにしております。これからのものづくりを一緒に考えていきましょう!

◎こんなヒトに来て欲しい

・最新の建築の動向に興味がある
・ものづくりに興味、関心がある
・DIYやメーカーズ文化に興味がある
・自分で家や小屋を作りたい
など

◎概要

【日時】
2019年12月18日(水)19:30〜21:30(22:00完全撤収)

【定員】
現場:40名 *定員に限りがございますので、お早めにご注文願います
動画ライブ:無制限

【参加費】
¥1,500 会場参加費 / ¥500 動画ライブチケット

※遠方からもご参加可能、LIVE動画視聴あります
遠方で会場に行けない、イベントに参加したくてもできないお客様のご要望に答えるべく「ライブ動画視聴」環境をご準備させて頂きました。インターネット接続環境があるパソコン・スマートフォンにて日本全国・世界中から視聴が可能です。動画配信は容量が大きいため回線速度の早いwifi・LAN環境での視聴をオススメ致します。peatixよりLIVE動画視聴のお申込みを頂きますと、イベント開始時間の15分前に、動画視聴用のURLをメッセージにてお知らせさせて頂きます。

【申込方法】
https://peatix.com/event/1387528/view
*peatixチケットサイトが支払い窓口*

【会場】
100BANCH
〒150-0002
東京都 渋谷区渋谷3丁目27番1号
100BANCH 3F Loft

【アクセス】
JR渋谷駅「新南口」から徒歩約2分
東急渋谷駅「C3出口」から徒歩10分

【主催】YADOKARI

【会場協力】100BANCH

◎スケジュール

19:15 開場
19:30 挨拶・イベントの趣旨説明
19:40 1部 登壇者トーク 加藤さん、秋吉さんのお話
20:20 2部 パネルディスカッション(9つをテーマに曼荼羅トーク)
20:50 3部 みんなでディスカッション&質疑応答
21:30 交流会・歓談
22:00 完全撤収

◎今回のスペシャルゲスト

加藤 渓一 さん
HandiHouse project

<プロフィール>
1983年東京都八王子市生まれ。武蔵工業大学(現:東京都市大学)大学院修了後、MOUNT FUJI ARCHITECTS STUDIO所属。2010年studioPEACEsign設立。翌年HandiHouse project始動。「妄想から打ち上げ」を合言葉にデザインから工事のすべて自分たちの「手」で行う建築家集団の一員。ロックバンドのライブの様に演者と観客が一体となって盛り上がり、熱狂の渦が巻き起こるような家・場作りを目指す。2014年春には海外進出。アジアの南端の島、東ティモールに出向き現地の人との恊働。もの作りを通じたコミュニケーションが人種や言葉の壁を簡単に越えて行くことを実感する。2015年第一回「これからの建築士賞」受賞(東京建築士会主催)

秋吉 浩気 さん
建築家 / 起業家 / VUILD株式会社代表取締役

<プロフィール>
建築家 / 起業家 / VUILD株式会社代表取締役。
1988年大阪府生まれ。芝浦工業大学工学部建築学科を卒業し、慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科X-DESIGN領域にてデジタルファブリケーションを専攻。2017年にVUILD株式会社を創業し、「ShopBot」「EMARF」「デザイン」事業を展開、「建築の民主化」を目指す。2019年より芝浦工業大学で非常勤講師を務める。

主な受賞歴にSDレビュー入選 (2018)、ウッドデザイン賞 優秀賞(林野庁長官賞)受賞
(2018)、SDレビュー入選 (2019)、Under 35 Architects exhibition Gold Medal賞受賞 (2019)。

◎ファシリテーター

さわだ いっせい
YADOKARI株式会社 共同代表取締役

<プロフィール>
暮らし(住まい方・働き方)の原点を問い直し、これからを考えるソーシャルデザインカンパニー「YADOKARI」。暮らしに関わる企画プロデュース、タイニーハウス企画開発、遊休不動産と可動産の活用・施設運営、まちづくり支援イベント、オウンドメディア支援プロモーションなどを主に手がける。

世界中の小さな家やミニマルライフ事例を紹介する「YADOKARI(旧:未来住まい方会議)」、小さな暮らしを知る・体験する・実践するための「TINYHOUSE ORCHESTRA」、全国の遊休不動産・空き家のリユース情報を扱う「空き家ゲートウェイ」「休日不動産」などを企画運営。250万円の移動式タイニーハウス「INSPIRATION」や小屋型スモールハウス「THE SKELETON HUT」を企画販売。自社施設として可動産を活用した日本初の高架下複合施設「Tinys Yokohama Hinodecho(グッドデザイン賞、ソトノバアワード場のデザイン賞)」、可動産イベントキッチンスペース「BETTARA STAND 日本橋(暫定終了)」を企画・運営。黒川紀章設計「中銀カプセルタワー」などの名建築の保全再生にも携わる。著書に「ニッポンの新しい小屋暮らし」「アイム・ミニマリスト」「未来住まい方会議」「月極本」などがある。

くまがいけんすけ
株式会社はじまり商店街 代表取締役

<プロフィール>
神奈川県横浜市出身
2013年 商社で6年間勤務を退社し、自転車で日本一周を実行。その後、アラスカ→カナダ→アメリカ西海岸→メキシコ 12,000km を11ヶ月かけて自転車で走破。 モバイルな生活を送りながら「旅x仕事」を実践する。帰国後はYADOKARI株式会社代表と共にBETTARA STAND 日本橋プロジェクトに参画。現在は株式会社はじまり商店街の代表として「はじまりを、はじめる」をコンセプトに、誰もが持っている志をカタチにし、小さな一歩を踏み出せる「はじまりの場所」を創造する。