カロリーや栄養バランスが一目でわかるハイテクスケール「Prep Pad」

Via: angel.co
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「ダイエットは明日から。」この言葉を何度言っただろうか。
私のように一年中ダイエット、とまではいかなくても、食生活に気を配り、健康な生活を送ることは多くの人にとって関心の高いテーマだろう。

しかし、バランスの良い食事と適度運動が大切なことはわかってはいても、日々の慌ただしい生活の中ではなかなか実践できないのが現実ではないだろうか。

そんな毎日を変えてくれるかもしれない魅力的なサービスがアメリカで提供されている。このサービスの中心となるのは、IoTと呼ばれる、新しいテクノロジーを使ったスマート家電「Prep Pad」だ。これさえあれば、私のダイエットも成功するはず……!

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シンプルでおしゃれなまな板のように見える機器、これが「Prep Pad」だ。Prep Padにはスケールとしての役割を果たし、食材を載せることで、重量はもちろん、栄養素やカロリーがわかってしまう、という優れものだ。

Prep Padは専用のアプリと連携している。はじめに、アプリに自分の体重や性別、ライフスタイルなどの情報を登録し、Prep Padとコネクトさせる。アプリに食材の名前を入力することで、Prep Pad上に載せた食材は栄養素などが読み取られ、アプリの画面上に表示される、という仕組みだ。

例えば、スムージーを作るとき、サラダの材料を揃えるとき、Prep Pad上に材料を置き、アプリ上で食材を検索、登録する。そうすれば、自動的にPrep Padが一皿の栄養バランスを分析してくれるのだ。脂質が少し多すぎると思えば、サラダに入れようと思っていたベーコンを減らし、代わりにビタミンを補充できるアーモンドを追加してみよう、といった具合に、自分に必要な栄養素を確認する手助けをしてくれる。

Via: itunes.apple.com
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Prep Padはアプリだけでなく、いくつかの調理器具とも連携している。また、フィットネスバンドのJawbone UpやApple Watchと連動させることも可能だという。

Via: fat.ie
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短い動画があるので、ぜひ見てみてほしい。動画に登場するのは若いカップル。スムージーを作るためのブレンダ―を買ったはいいが使わなくなり、栄養バランスとは無縁だった日々が、Prep Padによって変わっていく、というストーリーだ。

Prep Padを開発した、サンフランシスコに拠点を置くスタートアップ、Orange Chef社は、今後も健康をテーマに、新しい製品を開発していくという。Prep Padはすでに販売を開始しており、米アマゾンでは一台85ドルで購入することができる。

先に紹介した動画のような劇的な変化は起こらないかもしれないが、私たちの生活がテクノロジーによって変わっていこうとしているのは事実だ。

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theorangechef.com
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