2012年 師走のご挨拶 & メッセージ

2012m

今年も残り僅かとなりました。皆さんいかがお過ごしでしょうか?

近年は、3.11、世界的不況、円高、TPP、政治混乱等々の
エネルギーの転換が見え始めた年でした。

それらをどう捉えるかは、人それぞれです。

YADOKARIは新たな時代への転換点だと捉えています。

明治維新の時、「江戸時代」から「明治時代」へ
大きな価値観の変化を伴い、士農工商やちょんまげ侍なんて
300年続いた文化は無くなり、過去のものとなりました。

今は「昭和」という価値観を脱却し、
変化を伴う時代が来たんだということを歴史から感じています。

そんな時代に生まれた僕ら若者達は、
右肩上がりの経済成長やら資本主義の旨みなんぞ
これっぽちも恩恵を受けない
物質主義の最終期を生きておるため、
現在の世の中の成功パターンや、
昭和の幻想に深くハマらなかったように思います。
むしろ疑問や改善を見つけ出している人たちも多いことでしょう。

住まいという分野に関しても、
未だに昭和の不動産神話を引きずっておりますが、
これもそう長くは続かないでしょう。

そんな時代の変化の中で、

・自分は何者なのか?
・自分はなぜここにいるのか?
・自分は何のために生きているのか?

そういった「己の意識に目を向ける時間や機会」を
多く持つことができたことで、僕らは
「不要な恐れを手放すこと」に少し長けているように思います。

またそれもこの時代に生まれたお役目なのかもしれません。

そしてこれから次世代を担う活動が
あらゆる場所で行われていくことと思います。

坂本龍馬の時代のように、
革新的なリーダーが現れるのではなく、
あらゆる人がそれぞれの場所でリーダーとなり
行動を起していくんだと実感しています。

2013年以降は、大きな変化が目に見える形で
現れてくるだろうと感じている中で、
YADOKARIは、「住」という分野で世の中のみなさんの
お役に立てるよう活動を行なっていく所存です。

来年も引き続きYADOKARIの応援を宜しくお願い致します!!

YADOKARI 澤田・上杉