世界の小さな住まい方

当然サウナつき、岩場から海を臨むサマーハウス「Summer house on stilts」

野原海明プロフィールアイコン | 2014.7.15
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スウェーデンの人々にとって、夏は待ちに待ったバカンスの季節! 街を飛び出して大自然の中で、のんびりと休暇を楽しみます。なんと多くのスウェーデン人が6〜7週間の夏休みを取り、人口の21%がサマーハウスを持っているのだとか。国立公園の岩場の上に建つこの家は、そんな夏を謳歌する為の家のひとつです。

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この家が建つSlavikの北西海岸は、1950年代から別荘地として親しまれており、周囲にはいくつものサマーハウスが建てられています。もっとも高い岩場の上に位置するこの家は、ごつごつとした花崗岩をもろともせず、高床式になっていて広いスペースを確保しています。かまぼこのように丸みを帯びた屋根は、周囲の岩を真似しているかのよう。無機質な外観とは正反対に、内部には温かみのある木材が使われています。サマーハウスとはいえ、寒い時にも滞在できるように木炭ストーブが用意されているのも嬉しいところです。

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設計したのはスウェーデンの建築家、Mats Fahlander。壮大なランドスケープが最大限に活きるよう、インテリアは極力シンプルにつくられているのが特徴的です。目の前に広がるのは、海を臨むフィヨルドの大パノラマ! 大きなガラスの扉を開け放てば、リビングとダイニングがそのままウッドデッキになります。

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脇に仲良く並んで建つのは、友達が泊まりに来たときのためのゲストルームです。こちらにはもちろん、スウェーデン人が大好きなサウナが併設されています。

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家族や友人たちと過ごす長い休暇。野外でパーティーを楽しんだり、静かに物思いにふけったり。ゆったりとしたバカンスの時間が、新しいアイデアやエネルギーを与えてくれます。そんなワーク・ライフ・バランスを、ぜひとも真似してみたいものです。

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via:
http://www.dezeen.com/
http://www.isatokyo.org/

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野原海明プロフィールアイコン

Writer 野原海明

世界の小さな住まい方ライター担当。

のはらみあ。小説家。コンテンツライター、図書館司書、ときどき歌手。呑んべえ。

1984年群馬県生まれ。ちょっと変わった高校、尾瀬高校自然環境科の卒業生。利根村の農家にホームスティをして高校3年間を過ごす。お世話になったのは築100年にもなるという茅葺き屋根の家。かつての味噌蔵を勉強部屋と寝室に改築してもらった。

大学進学のため都内へ引っ越し、都市生活を5年間体験したが、海と山がある暮らしが恋しくなって2009年夏、鎌倉へ移住。小さいけど温かいコミュニティと、自然のある暮らしがやっぱりいい、と思う。

2012年、小説「コメリナ・コムニス」Kindle版を出版。文芸喫茶「まるくす」所属。同人に川村力、田村元、湯田陽子。

FB:mia.nohara
TW:@mianohara
HP:醒メテ猶ヲ彷徨フ海

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