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古びたボイラー室が洗練されたゲストハウスへ変貌?!「A Compact Three-Story Brick Loft」

YADOKARIプロフィールアイコン | 2014.8.2
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日本でも古民家再生が盛んだが、アメリカのサンフランシスコにも古い建築物から居心地の良いスモールハウスへと再生させる建築家がいる。
クリスティー・アゼベドは過去にも多くのリノベーションを手掛けた女性建築家だ。鍛工でもある彼女はその技術も駆使して、1916年に建築された、たった28平米強の煉瓦製のボイラールームを、見るも美しいゲストハウスへと生まれ変わらせた。

「それが30平米だろうが300平米だろうが、私はその空間の持つ良さを最大限に生かすだけ。」
クリスティーはこのボイラールームの持つ美しいレンガを生かすために、明かりの取り入れ方や建材などに特に気を配った。そして居心地の良い空間を作るために一年半を設計やインテリアの創作活動に費やした。

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もともとあったボイラールームよりも屋根の高さを1.5メートル程かさ上げした。そうすることで、キッチン、バストイレ、クローゼット、寝室ロフトやそれらをつなぐ船で使われるスチール製のハシゴ、ガラスの廊下などがすべて収まった。

煉瓦の美しい壁面の魅力が十二分に引き出されたゲストハウスはその佇まいにピッタリのインテリアで洗練されたシックな雰囲気だ。「インテリアは私にとって家具と同じなの」というクリスティーの言葉が納得できる。今回彼女がキッチンで採用したのはIKEAのキャビネットだ。そこに金属加工をして彼女が独自にしつらえた艶消しの作業台や半透明の可動式のダイニングテーブルを置いた。ダイニングテーブルは使用していない間は階段下の作業台の下にすっぽり収まるように設計されている。

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三階建てのこの家は一階部分がパブリックなスペースになっていて、リビング、ダイニング、キッチンのいわゆるLDKスペースになっている。二階部分はクローゼットとバストイレがあり、最上階であるロフト部分がそれら階下を見下ろせるベッドルームである。それらを仕切る廊下にはガラスが敷かれている、これにより空間に広がりを持たせ同時に明かりも通すことになる。

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「実際にこの家に足を踏み入れると、そんなに小さな家に思えないのよ。」それを可能にしているのが、一番高くて5メートルもある天井とガラス製の廊下のお蔭だろう。
たったの28平米あればこんな素敵な家が建てられるなら、我々が住んでいる街は我々が思っているよりもずっと可能性に満ちているのではないだろうか。

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Via:
http://www.dwell.com/
http://humble-homes.com/
http://christiazevedo.com/

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YADOKARI「未来働き方会議」オープン!

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Writer YADOKARI

ミニマルライフ/多拠点居住/スモールハウス/モバイルハウスを通じ暮らし方の選択肢を増やし、「住」の視点から新たな豊かさを定義し発信します。暮らし方の選択肢を増やすことで、場所・時間・お金に縛られないライフスタイルを実現し、人生の満足度/幸福度を向上させます。

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