世界の小さな住まい方

フランス・アルザスの伝統が生きる“巣”「Nest」

横畠花歩プロフィールアイコン | 2014.9.23
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こちらはSTUDIO1984によってフランス・アルザス地方の自然保護地区内に建設された「Nest(巣)」
その響きからはまさに鳥たちが作る巣、小枝や藁などを集められて作られたそれをイメージするが、あながち間違いではない。

この土地に生きる牧歌的で自然的なイメージを再現する為に使われているのは藁や木などの土地の物。必然的に環境への配慮がなされている。これは、この地方に伝わる伝統的な納屋に敬意を払い、更にその控えめで味のある魅力を復元し住居へと生かすという目的の元にデザインされたものだ。

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意外性等のインパクトは求めず、土地に伝わるシンプルな建築手法を最大限に活用した。古風で伝統的なスタイルと、建築の最新技術との融合を新たに模索・具現化をする事によって、生まれたわけである。

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この住居の修復は自然素材を用いるため容易であり、時間と共にじわじわと味を出し居住者を魅了していく。
フランス・アルザス地方の雄大な自然に育まれたワインを片手にソファに腰掛け、木と藁、葡萄の芳醇な香りに包まれながら過ごすフランスの牧草地での午後。うとうとと船でも漕げば、豊かな風が頬を撫で、目線の先には庭で歌う花々たち。自然溢れるアルザスで過ごす、穏やかな日々。その温もりに抱かれて、“自然体”なあなたを感じてみよう。

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Via:http://www.ignant.de/

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Writer 横畠花歩

世界の小さな住まい方ライター担当。

静岡県・伊豆出身。京都在住の大学6年生(スペイン語専攻)。
2年間の休学中にスペイン留学、シンガポール・パラグアイでの通訳業務を経験。重度の放浪癖有り、大学在学中の海外経験は延べ20カ国に及ぶ。

京都ではじゃじゃ馬娘と嘆かれ、高校時代サーフィンに明け暮れた神奈川では台風の目と呼ばれる、警報。食中毒に4回当たるもめげぬ真性マゾの精神力と、「アルゼンチンは近い」と言い切る程のフットワークの軽さが売り。直感と好奇心をもとに、純粋に観察し大胆に発信をする。趣味は料理と写真とキャンプ。圧倒的妄想力で脳内トラベルも可能な、自称体育会系ひきこもり。絶望的な運転センスの無さと、“大学生”という免罪符があと一年で切れてしまうことが悩み。

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