水と光を有効活用する、エコフレンドリーなスモールハウス「The Soleta zeroEnergy 」

家を買うとなると、どうしても金銭面を気にしてしまう。好きな場所・広さ・デザインを求めてしまうと際限がない。僕たちは安くて良い家が欲しい。今回紹介するのは、初期購入の面と、運用コスト面の両方で、手頃な価格を設計、提供してくれるスモールハウスである。


デザインしたのはFITSプログラムの仕事の一環であり、彼らのラインナップの中で最も小さなスモールハウスである。

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まずは形。メインの構造は木を重ねた、とてもシンプルな作りである。
部屋は十分な部屋数が確保されているわけではない。地上階は48㎡、二階は9平方メートル。おせじにも広い空間があるとは言えないが、狭い空間を上手く利用し、生活していくのに必要なキッチン、トイレ、リビング、ベッドルームが確保されている。

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片側サイドと入り口正面には大きな窓が設置されている。それによって開放感が生まれ、窓の外まで奥行きが広がり、部屋の狭さは微塵も感じない。
美味しい食事をゆっくりと食べながら、外を眺めるのも良い。それでも息苦しさを感じるのであれば、外のテラスで一杯コーヒーを飲めば、そこには外の澄み切った空気があり、開放感に包まれるだろう。

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次はこの建物の最大の強みである運用コスト面である。大きな窓が設置されているのにも、もちろん理由がある。昼の薄暗い時も、この窓を通して利用可能な光を、ふんだんに取りいれて有効活用している。

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天候が暖かいときには、自然換気が使用される設計で、涼しいときは排気空気から熱を取り入れる装置も設置されている。エネルギーを最大限に節約するために、インテリジェント制御システムが、気候や空気の質を監視する。住んでいる人が家から離れていても、そのシステムを携帯電話でリモートコントロールして操作することもできる。合わせて雨水を再利用するシステムも持ち併せている。
環境に配慮し、資源を上手く活用するスモールハウス。無駄な物は省き、今あるものを使うという、今の時代にとてもマッチした建築が誕生した。
これからの時代、環境問題はいつもそばにいる。環境に対しての意識を急に変えるのは難しいが、住まい方からその事を考えるのも一つの切り口だろう。

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via: Justin Capra Foundation for Inventions and Sustainable Technologies (FITS)