世界の小さな住まい方

ここに家がある意味、大草原の豆つぶハウス「LITTLE LOST CABIN」

佐藤英太プロフィールアイコン | 2014.11.15
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LITTLE LOST CABINは投資会社のBeartooth Capital Partners(以下、Beartooth)と建築家のClark Stevensが、アイダホ州の大自然から「なにかを生み出そう」と活動したことから生まれた。アイダホ州はアメリカ合衆国北西部に位置し、大部分が山岳地帯である。近年は、アメリカの大自然を生かした観光業も盛んなのだとか。

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この家は大草原のなかではあまりにも小さいが、家で過ごす時間はとても印象深いものになるだろう。
テラスに出て大草原を通る風と一体になり、窓から見えるSawtooth Range(ロッキー山脈の一部)を望む。夕暮れ時には、刻一刻とオレンジから薄紫に染められていく雄大な景色に心奪われる。
とても、一枚の写真には収まりきらないほどの自然が、そこにはある。

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Beartoothは牧場(のような広い土地)に新たな付加価値を加えてリターンを産み出す活動をしている会社だ。彼らはClark Stevensの活動に注目し、ともにLTTLE LOST CABINを生み出すことになった。

名称未設定
Clark Stevens は「ナチュラリストとして生きる」と言うほど自然を愛している人物だ。この家の山へ向けた窓には工夫がされている。壁には小さい窓がいくつかあり、全体が大きな窓のように機能するようになっている。これで視界にはロッキー山脈と草原しか写らない。

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テラスも寝そべられそうなほど広く、魚釣りや自然散策を満喫したあとには身体を癒すことができる。

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あまりにも広過ぎる場所にいると、どう楽しめばいいのかわからなくなってしまいがちになるが、家がひとつあるだけでそこを中心とした遊びが生まれる。
周りにある自然の中で、この家は豆つぶのようにちっぽけだ。でも家をひとつ作ることで、そこは人々の拠りどころになるのだ。

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Via:
smallhousebliss.com

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佐藤英太プロフィールアイコン

Writer 佐藤英太

世界の小さな住まい方ライター担当。

新潟うまれ新潟育ち、お米とお酒が大好き。長野県松本市在住。ゲストハウスのヘルパースタッフ兼フリーライター。
ものづくり→森づくり→木工職人→農のある暮らしへと関心が移り今に至る。学部時代は「感性工学」に興味があり、心理学と情報処理を専攻していた。「考えること」が好き。「美しいもの」が好き。
キーワードは「農的暮らし」「旅」「表現」。
農的暮らしは、在り方として健全で、美しい。旅をしたいのは、美しいものを見たいから。自身の中にある「美しい」を余すところなく表現したい。今後は高知県に移住し、「農的暮らし」に挑戦する予定。日々の暮らしや感じていることをブログで発信している。

FB:佐藤 英太
HP:エータノート

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