世界の小さな住まい方

北欧に飛来した、まるでUFOみたいなプレハブハウス「Futuro House」

佐藤英太プロフィールアイコン | 2014.11.5
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ナンダコレハ!UFO!?いえいえ、実はこれ「Futuro House」というお家なんです。
フィンランドの建築家Matti Suuronenによって、1968年に考案された、プレハブなんです、驚きですね。

Futuro House はお風呂、キッチンなどが全て揃っていて、8人は収容できる広さです。入り口のドアが階段も兼ねており、部屋の中央に暖房器具があります。また、外側の円周上にはリビングソファ、お風呂やキッチンなどが配置されています。

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玄関は、SF映画で見るような階段式。家に入る時は、まるでこれから宇宙へいく気分になれそうです。
そして、なんと、ヘリコプターでお家をまるごと運べます。

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少々奇抜に思えるFuturo Houseは、開発当時は別荘やスキー小屋として使用されていました。
1960年~1970年代ではこのUFOのような形が流行っており、ディズニーランドなどのアトラクションにも用いられていたのだとか。

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球体部分の素材は強化プラスチック、脚は鋼鉄で出来ています。当時、強化プラスチックは軽くて安い、新しい素材でした。Futuro Houseは全部で96軒建てられ、そのうち48軒はフィンランド、残りはその他各国へ。

実はこのFhuturo House、大量生産し世界中に普及させる計画で開発されたのですが、実際には98軒しか建設されませんでした。なぜでしょうか?

原因は「オイルショック」です。プラスチックの費用が、スペースシャトルが宇宙に向かうかのような勢いで高騰し、計画は全て台無しになりました。
残念ながら世界中への普及は叶いませんでしたが、50年前にこのようなデザインや考えがあったとは驚きですね。

プレハブなのにこんなにおしゃれになるとは、さすがは北欧といったところでしょうか。
プレハブに対するイメージがガラッと変わります。

Via:
voicesofeastanglia.com
hookedonhouses.net

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佐藤英太プロフィールアイコン

Writer 佐藤英太

世界の小さな住まい方ライター担当。

新潟うまれ新潟育ち、お米とお酒が大好き。長野県松本市在住。ゲストハウスのヘルパースタッフ兼フリーライター。
ものづくり→森づくり→木工職人→農のある暮らしへと関心が移り今に至る。学部時代は「感性工学」に興味があり、心理学と情報処理を専攻していた。「考えること」が好き。「美しいもの」が好き。
キーワードは「農的暮らし」「旅」「表現」。
農的暮らしは、在り方として健全で、美しい。旅をしたいのは、美しいものを見たいから。自身の中にある「美しい」を余すところなく表現したい。今後は高知県に移住し、「農的暮らし」に挑戦する予定。日々の暮らしや感じていることをブログで発信している。

FB:佐藤 英太
HP:エータノート

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