世界の小さな住まい方

砂漠のミニマルハウスで、老人は隠者のように暮らす「Joe:Making Space For Minimalist living」

YADOKARIプロフィールアイコン | 2014.11.16
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オレゴンの砂漠の中、銀色に輝くこの建物は異彩を放つ。まるでSF映画を見ているかのようだ。

ここ、Alvord desertはオレゴンで最も乾燥し、死火山の山々が連なる砂漠地方。そのワイルドな環境がゆえに住む人々は10,000人以下で、1人あたりの面積は1スクエアマイル、おおよそ2.59㎢と広大だ。
これがポートランドになると同じ広さの土地に4,000人の人々が暮らす。都市の生活から隔離された不便ともいえる地に、このトレーラーハウスはある。

住んでいるのは初老の男性Joeと相棒のオウム。彼はこの砂漠にある小さな温泉のホストとして、温泉を利用する人々を迎えている。

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メタルとガラスの無機質な外見に比べ、内装の色はとても鮮やかだ。グリーンとボルドーのカラーコンビネーションは外の砂漠の色と不思議な対峙を見せていてとても個性的。置かれた植物のグリーン、グレイな羽のオウムも含め、一枚の絵のようだ。
ドアを境目に創造の世界と、現実の世界が隣合せているかのような気分になる。

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ここを訪れる人々はまずこの建物のユニークさに驚き、そして彼の暮らしぶりを見て、質問してみたくなるだろう。「どうしてここに住んでいて、なぜこの家を建てたんですか?」と。
Joeは人々の質問にこう答える。「私はもうこれ以上、家を持つということに興味を持てないんだ。このちいさな建物で充分なのさ。ポートランドに住んでいたこともあるけれど、今のほうが幸せだよ。」と。
彼はこの建物をただ、Space For Minimalist living(ミニマリストの生活空間)とだけ呼んでいる。

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彼は建物を建てるとき、その過程すべてに芸術を見いだし、創造することを楽しむのだという。
「わたしにとって建物をたてることが芸術、アートであるんだ。」
彼にとって家は作品なのだ。彼はこの地で静かに芸術と向き合っている。生活スタイルそのものが彼にとっての「表現する」ということなのだろう。

via:unlikelylives.com

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Writer YADOKARI

ミニマルライフ/多拠点居住/スモールハウス/モバイルハウスを通じ暮らし方の選択肢を増やし、「住」の視点から新たな豊かさを定義し発信します。暮らし方の選択肢を増やすことで、場所・時間・お金に縛られないライフスタイルを実現し、人生の満足度/幸福度を向上させます。

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