世界の小さな住まい方

15坪でも快適です、船も収容できる海辺のお家「The Deckhouse」

佐藤英太プロフィールアイコン | 2014.11.19
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舞台はイギリス南端、ハンプシャー州のEmsworth Yacht Harbourという港だ。建築家のPaul Hinkinと彼のパートナー Chirssy Pearceは、小さなデッキハウスを購入し、ステキな改装を施した。

デッキハウスの名は「The Deckhouse」、この建物は元々、1960年代から1970年代後半に船乗り向けに建てられたものだ。港付近の共有地に、同じ形をしたものが50棟ほど建てられている。

一般の人にはあまり知られていないものだが、所有者が身内同士でコロコロ換わっていたために購入するのは容易でなかった。HinkinとPearceは売りに出されるのを待ちに待ち、2007年に1棟だけようやく購入することができた。

彼らは毎週末、また長期休暇の際にこの家を使っている。長方形のコンテナが、金属製の脚の上に載っているような形をしている。敷地面積は15坪と小さいが、家の下には車も置けるし、ボートを収納することもできる。

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コンテナのような小さなお家だが、中はおしゃれでかつ狭さを感じさせない。リビングの片側には、コンパクトかつ開放的なキッチンがある。ベッドルームは白と黒で統一されており、外装と呼応している。ベランダに出れば潮の香りを感じられそうだ。またお家を足で支えるかたちにすることで家の下に空間ができる。それによって15坪の土地に船の収容を可能にしている。

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この家の周辺には同じ建物がたくさん並んでいるが、お互いの家の中は見えないようになっている。皆で一緒に海へ行き、遊び終わったらそれぞれのお家でゆっくり快適に休める。

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同じ土地に同じ建物、一見すると窮屈そうだが、プライベートは確保されており部屋の中も開放的。空間というものは工夫次第で広くも狭くもなるのだと語りかけられるようだ。

Via:
dwell.com
black-architecture.com

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佐藤英太プロフィールアイコン

Writer 佐藤英太

世界の小さな住まい方ライター担当。

新潟うまれ新潟育ち、お米とお酒が大好き。長野県松本市在住。ゲストハウスのヘルパースタッフ兼フリーライター。
ものづくり→森づくり→木工職人→農のある暮らしへと関心が移り今に至る。学部時代は「感性工学」に興味があり、心理学と情報処理を専攻していた。「考えること」が好き。「美しいもの」が好き。
キーワードは「農的暮らし」「旅」「表現」。
農的暮らしは、在り方として健全で、美しい。旅をしたいのは、美しいものを見たいから。自身の中にある「美しい」を余すところなく表現したい。今後は高知県に移住し、「農的暮らし」に挑戦する予定。日々の暮らしや感じていることをブログで発信している。

FB:佐藤 英太
HP:エータノート

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