世界の小さな住まい方

「新しい」と「古い」のコントラストが目を惹く住まい「hb6b studio in stockholm」

前橋史子プロフィールアイコン | 2014.11.26
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都心に住むとなると、どうしても狭くなりがちな部屋。最初は「大丈夫」と思っていた広さでも、気づいたら狭くて居心地が悪い、なんてこともよくあるのではないでしょうか。そんな、最近のマンション事情に応えられるような工夫がたくさんつまった一室が、ストックホルムにありました。

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この部屋は、36㎡のワンルーム。クライアントは、この中にウォークインクローゼット、大きなバスルーム、自分が持っている家電がきちんと収まるスペースを作ることを希望しました。また、部屋全体の風通しをよくするというのも希望の1つ。決して広くはないスペースにそれだけの機能を入れるのは難しかったようですが、デザイナーであるKarin Matzによって、その希望が叶えられました。

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Karinが出したデザインの答えは、部屋を2つのパートに分けることでした。キッチン、ベッドルーム、クローゼットが機能的に組み合わされたスペースと、広いリビングのスペースです。

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キッチン側のパートは、イケアのキッチンのサイズに基づいて計画されました。広くとられたキッチンスペースの横には、ガラスで仕切られたベッドルームがあります。ガラスで仕切ることで、外からの光がベッドルームにもたっぷり注いでいて、なんだかとっても気持ちが良さそう。
そのおかげで、天井が低いこともあまり気にならないようです。ベッドルームの下は、1つの大きなクローゼットになっています。無駄になりがちなベッド下のスペースが有効活用されています。

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このパートの壁は、全て綺麗に塗り直されていて、真っ白です。穴を塞いだり、配線をやりなおしたりして、まっさらな白い壁になっています。そのおかげで、外からの光が壁に反射し、部屋全体が明るく照らされています。

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一方で、リビングのパートは古い壁の塗装がそのまま残されていて、レトロでのんびりした雰囲気になっています。明るすぎないので、ゆったり過ごすことができそう。キッチン側とのコントラストがとても目を惹きます。

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機能をたくさん詰め込んでいるのにもかかわらず、ゆったりと過ごせそうなこの部屋。見せる収納と隠す収納のバランスがとれていて見た目にも美しく、真似したくなるアイディアがいっぱい詰まっている、素敵な住まいです。

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Via:
shoeboxdwelling.com
karinmatz.se

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前橋史子プロフィールアイコン

Writer 前橋史子

青森生まれ、神奈川在住。津軽弁と英語とちょっとだけ標準語が得意。デザインの仕事をする中で自分の生活がなんだかよくわからなくなったため、”豊かにくらす”ことの答えを見つけるべく、日々模索中。主婦業をしながら、地元の野菜を販売したり、珈琲を提供したり、写真を撮ったり、ものを書いたりする生活を送る。NYに住んでいた頃にはまったビールと珈琲が大好きで、夢はいろんな人に美味しい珈琲とビールを届けられる場所を創ること。

HP:pictured

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