広大な湿地帯、影のようにたたずむ真っ黒なハコ「Barns Ennobled」

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ここはケンブリッジ州。湿地帯がどこまでも続いている、のどかな田舎町。今回紹介する家は、そこにひっそりと隠れるように建っています。

この建物、用途は何に使うんでしょうか?実はこの家は、その時その時で役目を変えるのです。
ある時はゲストハウス。ある時はスタジオ。そしてまたある時はミーティングスペース。
「Barns Ennobled(研鑽の納屋)」と名付けられたこの家は、これと決まった使い方はないけれど、創造性を高めるための場所として人々に親しまれています。

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奥に見える赤い屋根の煉瓦の建物は、古い納屋をリノベーションしたもの。新しい家はその隣に寄り添うように立っていて、新しいのに周りの景色に馴染んでいます。

見た目が真っ黒な大きな家は、地面に落ちる、古い納屋の影みたいです。黒で覆われていて、余計なものは何も身に着けず、凛とした存在感を持ちます。
その姿はシンプルで力強く、そして、まるで昔からずっとここにあったのではないかと思うぐらいに自然なたたずまいです。

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そしてこの独特な内装。OSBボード(木材模様)を使用しています。これはあるものから連想したそう。
あるものとは、ヨーロッパの田園風景にコロコロと地面に転がっている牧草のロール。外見の力強さとは反対に、なんとも温かみがありますね。

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Via:
ct-architects.co.uk
dwell.com
homedsgn.com