世界の小さな住まい方

地面から生えるように建つ柱、自然と調和する家 「Moose Road Residence」

佐藤英太プロフィールアイコン | 2014.11.29
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「Moose Road Residence」は、サンフランシスコにある建築会社 Mork Ulnes Architects によって設計されました。
Mork Ulnes Architectsは「素晴らしい実用性に富むこと」「革命的チャレンジ精神」をモットーに、様々な建築プロジェクトに挑戦しています。そのうちのひとつが「Moose Road Residence」。
アメリカ合衆国カリフォルニア洲、のどかな田舎の山中に建てられた、隠れ家的なお家です。

このお家からは、3種類の景色を同時に見ることができます。カリフォルニア洲の「San Rafael Hills」、ロサンゼルス北東地域にある「Eagle rock」、そしてカリフォルニアの雄大な山脈と広大な「ぶどう園」。
景色を通して感じる自然の雄大さは、他の家にはない魅力です。

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また、この家は周囲に生えているオーク(日本でいうナラの木)の木々たちを伐採することなく建てられています。

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構造を見ると、お家全体が鋼の竹馬のような足で支えられており、地面から浮いています。つまり木を根元から掘り返すことなく(余計な破壊をせず)建てられているのです。
また、柱は地面の傾斜や凹凸に逆らうことなく、木々の間に干渉せず、根を張るように自然に広がっています。「建っている」ではなく、「生えている」といった感覚に近いですね。

規格寸法のみで設計し、既製品のベニヤ板とOSB(構造用木工ボード)で施行しているため、オーダメイドのような複雑な部品はなく非常にシンプル。

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このような家ならば、心地よく、飾らない暮らしができそうです。

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Via:
morkulnes.com
tripbnb.com
Eagle Rock

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佐藤英太プロフィールアイコン

Writer 佐藤英太

世界の小さな住まい方ライター担当。

新潟うまれ新潟育ち、お米とお酒が大好き。長野県松本市在住。ゲストハウスのヘルパースタッフ兼フリーライター。
ものづくり→森づくり→木工職人→農のある暮らしへと関心が移り今に至る。学部時代は「感性工学」に興味があり、心理学と情報処理を専攻していた。「考えること」が好き。「美しいもの」が好き。
キーワードは「農的暮らし」「旅」「表現」。
農的暮らしは、在り方として健全で、美しい。旅をしたいのは、美しいものを見たいから。自身の中にある「美しい」を余すところなく表現したい。今後は高知県に移住し、「農的暮らし」に挑戦する予定。日々の暮らしや感じていることをブログで発信している。

FB:佐藤 英太
HP:エータノート

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