世界の小さな住まい方

組み合わせ可能な、立方体のホームオフィス「Tetra Shed」

Tetra Shed 01

家だと仕事をするのにスペースが限られる。かと言って、職場以外で仕事ができる場所を確保できない。家の庭に設置できる、小さなオフィスがあったらいいのに − そんな声を形にしたのが、「Cuboid office(立方体のオフィス)」と呼ばれるホームオフィス「Tetra Shed」です。

Tetra Shed 02

このTetra Shedは、2012年にイギリスを本拠地として活躍する建築事務所、Innovation Imperativeによって設計されました。正面から見ると、折り紙で折られたような三角の入り口なのに、後ろから見ると岩の塊のようにも見えるユニークな形をしています。
建物の総床面積8㎡という小さなTetra Shedは、イギリスのModern Methods of Construction(通称MMC)という方式を採用。MMCとは、「通常の建築物のような時間とコストのかかる建て方ではなく、価格も工程も効率的で、なおかつ耐久性のある建築方式 」なのです。

Tetra Shed 03

主に使用されている建物の素材は、マット調のゴム素材でコーティングされた木材と合板を合わせたもの。他の仕切りなども合板を使用しています。それを専用の金属で取り付けるだけというシンプルな造りです。
注文すると、工場でプレカットされた木材が届けられ、自分で組み立て可能だそう。

Tetra Shed 04

小さいながら、1つのTetra Shedでも、大人2人が作業可能なスペースがあります。更に、このTetra Shedを並べて利用することによって、各種イベントやショップ、それにクラスルームにも利用できるのです。この小さな建物が、組み合わせによって無限大に広げられるのは、まさにその立方体の形が最大限に生かされているからです。

Tetra Shed 05

ホームオフィスからクラスルームまで、どんな場所にでも対応できるTetra Shedは、利用者のニーズを考えた、新しい時代のオフィススペースなのかもしれません。

Tetra Shed 06

Via:
archdaily.com
arch2o.com
tetra-shed.co.uk
cml.org.uk

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Writer アプティグラフト佳菜

アメリカ在住。現在、アメリカの大学にてジャーナリズムを専攻し、学位取得を目指す。普段大学では、社会問題や法律に関係した記事を中心に執筆。

アメリカに移住してからというもの、アンティーク&ヴィンテージのグラスウェアや小物の収集に明け暮れ、他にも、時間が出来ると布小物を製作したり、写真撮影をしたりと、あちこちに手を広げては時間が足りないのが悩み。

将来は、とにかく日本語と英語でどんな記事でも書けるマルチなジャーナリストになれるよう、日々修行中。

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