世界の小さな住まい方

プレハブを積み立てた、住人同士が仲良くなれるアパート「MONAD Vancouver Canada」

佐藤英太プロフィールアイコン | 2015.1.5
  • facebookでシェア
  • ツイート

hs
寝転んだら気持ち良さそうな芝生の奥に、特徴的な家が見えます。
カナダのバンクーバーにある「Monad」は、プレハブをレゴブロックのように積み建てたアパート。ここでは4つの住居がひとつになっています。

この住宅はOliver Langと彼のパートナーであるCindy Wilsonによって設計されました。
プレハブを積み立てて作られているため、必要に応じてある程度の高さまで拡張できるのも特徴です。バンクーバーは地価が高いため、建物をやや高層にして縦の空間を有効に使っています。都市部に戸建てで住むのはお金持ちでないと難しいのだとか。こうした住宅事情は日本と似ていますね。

modern-multiunit-prefab-interior-open-plan-space
約300坪の敷地には、リビング、駐車場、中庭と裏庭、デッキがあり、またアパートの屋上では、ウッドデッキの間にハーブなどの植物が育てられていて、住人達が交流する場になっています。

hsh
エレベーターから見下ろせる吹き抜けの空間は、空気の通り道にもなっており、快適な通気性を確保。
周辺の住宅より頭ひとつ抜けた高さがあるので、屋上からは遠くの景色が見渡せます。心地よい空間には人が集まります。きっと集まった住人の会話も弾むことでしょう。
また建物の中央にはエレベーターがあり、お年寄りや小さい子ども連れの家族にも利用しやすいのも、このアパートの自慢です。

hshs
エレベーターはガラス張りになっており、中庭に面した他の部屋のテラスの様子を見ることができます。また、向かい合わせの窓を持つ部屋があるため、住人同士が顔を合わせて機会にも恵まれるのではないでしょうか。
屋上といい、構造といい、この建物は住人同士の交流を促すように作られているようです。

modern-multiunit-prefab-interior
ご近所にどんな人が住んでいるかを知りながら暮らす生活はきっと心安らぐものになるはず。
単に人が好きなのか、それとも優しい人なのか、設計者の人柄が伺えるアパートがカナダにありました。

modern-multiunit-prefab-interor-living-room
Via:
dwell.com
lwpac.net

  • facebookでシェア
  • ツイート

YADOKARI「未来働き方会議」オープン!

佐藤英太プロフィールアイコン

Writer 佐藤英太

世界の小さな住まい方ライター担当。

新潟うまれ新潟育ち、お米とお酒が大好き。長野県松本市在住。ゲストハウスのヘルパースタッフ兼フリーライター。
ものづくり→森づくり→木工職人→農のある暮らしへと関心が移り今に至る。学部時代は「感性工学」に興味があり、心理学と情報処理を専攻していた。「考えること」が好き。「美しいもの」が好き。
キーワードは「農的暮らし」「旅」「表現」。
農的暮らしは、在り方として健全で、美しい。旅をしたいのは、美しいものを見たいから。自身の中にある「美しい」を余すところなく表現したい。今後は高知県に移住し、「農的暮らし」に挑戦する予定。日々の暮らしや感じていることをブログで発信している。

FB:佐藤 英太
HP:エータノート

佐藤英太の執筆記事一覧 »

▼「未来住まい方会議 by YADOKARI」の購読はFacebookが便利です。