世界の小さな住まい方

遠い未来を見据えた100%再生可能な家「Unboxed‏」

YADOKARIプロフィールアイコン | 2015.1.8
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ローマ大学の学生、Micaela ColellaとMaurizio Barberio。この二人から生み出された「100%再生可能な家」は典型的な地中海地方の建築物とは一線を画している。


構造は土台、壁部分、屋根、それぞれがパネルで作られていて、素材はスチールと木でできており全てリサイクル可能だ。
住人のニーズに合わせ4サイズを展開し、基本のデザインはリビングルームエリアとスリーピングエリアを分離し渡り廊下でつないだH型。これによってプライバシーも守られ、生活にメリハリをもたらすことができる。また、屋根にはソーラーパネルを設置しての電気の供給もできるよう考えられている。

色も白を基調としていて、シンプルの極みではあるが、選ぶ小物の色で個性が発揮できるだろう。
目を引くスチール製の透かし壁はイタリアの強烈な日差しを遮る役目も果たす。影絵のような光と影のコントラストはシンプルな内装に映えるだろう。

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彼らは基礎の土台部分を地面を大きく削ってセメントを流し込む、という方法ではなく、フレームを作りその上に家を組み立てていく方法を考案した。そのため、この家は移築も容易にできる。取り壊し、ではなく取り外しである。建物の基礎がその土地にダメージを与えるということがないのだ。これはとても地球にやさしいと言えるのではないだろうか。

コンクリートで固められた地面はどう考えても自然ではない。自然な循環システムに負担を与えていることは明らかだ。この負担を少しでも減らせるのであればそれに越したことはないだろう。エコロジー、サスティナブルな家はコストパフォーマンス、エネルギー削減に加えて建築時、建て替え時にいかに地球に対してダメージを少なくするか、ということも要素のひとつになる。

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わたしたちは新しく家を建てるときに遠い将来、誰も住むことがなくなったら、ということまで考慮しているだろうか?10年という単位ではなく100年先といった遠い未来だとどうだろう?
役目を終えた家が別のものに再生可能なことは、未来への希望を買うということになるような気がする。

Via:japan-architects.com

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Writer YADOKARI

ミニマルライフ/多拠点居住/スモールハウス/モバイルハウスを通じ暮らし方の選択肢を増やし、「住」の視点から新たな豊かさを定義し発信します。暮らし方の選択肢を増やすことで、場所・時間・お金に縛られないライフスタイルを実現し、人生の満足度/幸福度を向上させます。

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