世界の小さな住まい方

限られたスペースを最大限に生かす、動く壁「Transformer Apartment」

前橋史子プロフィールアイコン | 2015.2.1
  • facebookでシェア
  • ツイート

83f0a1217deebd63f4a0bc5bf879cf20
ロシアのデザイナー、Vlad Mishinはあるアパートの一室のインテリアデザインを引き受けました。その広さは、約60㎡。日本の一般的な間取りでいうと、2LDKやぎりぎり3LDKくらいの広さでしょうか。

54bc47904f0edaf9ff440b0919ef0894
この部屋は、真ん中から大きく2つのスペースに区切られています。間取り図を見ると、ホール、キッチン、リビングが並んだ「パブリックスペース」とバスルーム、ベッドルームが並んだ「プライベートスペース」があるのがわかります。
空間を2つに分けているのは大きな壁。壁といっても、一般的に想像されるような壁ではありません。

1b709711b9ff2734e4a2f75c3f4af9ce
間取り図をよく見ると、リビングとベッドルームの間の壁に、なにやら点線でかかれた円が見えます。これが、この壁の秘密。実はこの壁、回転させることができるのです。TV台を兼ねているこの壁を回転させることで、リビング、キッチン、ベッドルーム等、様々な場所からテレビをみることができます。

4020e7d1661fa1e3baa4bc833a88fe7c
部屋の真ん中にある壁は、キッチンを隠しています。クローゼットのように扉を開けると中にあるキッチンにアクセスできる仕組みです。壁を全部閉めきると、バスルームやキッチン、ベッドルーム等生活感がでる空間を隠すことができるので、急な来客があっても安心です。

126c3c8e49a6b60d80a513ce4c4a5423
黒いメタルのフレームと合板でできたこの壁は、デザイン性も高いので、閉め切っても圧迫感がなく、また、台形に入った目地によって空間にリズムが生まれます。60㎡という限られた部屋ですが、間仕切り壁を工夫するだけで、無限の使い方ができる空間になるのです。

6fe5da1754819dc23041d21f21c60dda
a01811b42752840b3f64869105cd2d23
750b907e57924f54a79b4452288f1513

Via:
design-milk.com
vladmishin.com

  • facebookでシェア
  • ツイート

YADOKARI「未来働き方会議」オープン!

前橋史子プロフィールアイコン

Writer 前橋史子

青森生まれ、神奈川在住。津軽弁と英語とちょっとだけ標準語が得意。デザインの仕事をする中で自分の生活がなんだかよくわからなくなったため、”豊かにくらす”ことの答えを見つけるべく、日々模索中。主婦業をしながら、地元の野菜を販売したり、珈琲を提供したり、写真を撮ったり、ものを書いたりする生活を送る。NYに住んでいた頃にはまったビールと珈琲が大好きで、夢はいろんな人に美味しい珈琲とビールを届けられる場所を創ること。

HP:pictured

前橋史子の執筆記事一覧 »

▼「未来住まい方会議 by YADOKARI」の購読はFacebookが便利です。