世界の小さな住まい方

移動販売の革命児!ミニマルでエコカワいい自転車カフェ「Wheelys2.0」

YADOKARIプロフィールアイコン | 2015.2.3
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「自分のカフェを開きたい!」。コーヒーに一家言ある人ならば、一度はそんなことを夢みたことはありませんか?スウェーデンのデザインチームが開発したこの自転車があれば、自宅に届いてわずか40分であなたのコーヒーを街の人々に届けることができるかもしれません。

IKEAやH&Mなどこれまでにも名だたる北欧企業の案件を手掛けてきたプロダクトチームのThe Nordic Society for Invention and Discoveryが満を持して発表した「Wheelys2.0」。シンプルでレトロな外観が好評だったコーヒーの移動販売自転車「Wheelys1」をベースに、「Wheelys2.0」ではギミック好きが思わず立ち止まってしまいそうな斬新な仕掛けと、コスト対策にもなる環境に優しいエコ機能がさらにバージョンアップされました。

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カフェの基本的な機能としてはサイフォン式のコーヒーメーカー二台とコンロ、フルーツやソフトドリンクを冷蔵するクーラー、20リットル分(コーヒー100杯分に相当)の水道とシンク、汚水用のタンクが前輪部分のボックスに収納されています。

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これらがすべて自転車に搭載されているだけでも随分画期的だと言えますが、「Wheelys2.0」の新機能はそれだけはありません。

後輪の箱からまるで出前の岡持ちのようにスルスルと引き出された四角い物体、実はコレ、iPhoneと接続するとカフェのメニューやWheelysのアニメーションが見られる液晶テレビなのです。初めて見たら「えっ?今の何?」と思わず近寄って確かめたくなりませんか?この時点で「なんだかおもしろそうなお店だな」と思ってもらえればしめたもの。そこから生まれるコミュニケーションが、効果のあるお店の宣伝になるでしょう。

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他にも後輪のボックスに内蔵された小さなルーターのおかげで、朝やお昼のラッシュ時にWiFiのホットスポットとしてお客さんの待ち時間のイライラを軽減できるかもしれません。しかもソーラーパネルで携帯電話の充電も可能となれば、ますますお客さんに重宝されそうです。この「Wheelys2.0」のソーラーパネルはバッテリーや夜間の照明だけでなく、天気の良い日であれば前述した液晶テレビの消費電力をまかなうことができるそうです。

そして「Wheelys2.0」最大の特徴は、電動モーターを搭載した電動自転車ということ。これなら朝は目覚まし代わりのカフェインを求めるビジネスマンのいるオフィス街へ、ランチの時間帯は大勢の人で賑わう街中へと時間帯によって最適な場所を求めて軽々と移動することが可能になりますね!

一般的にカフェの開店にこぎつけるまでには仕入れ先の確保やテナント探し、運転資金の調達やコンセプトワークなど考えなければならないことが山積みです。できない理由が多すぎて諦めていた人がいるとしたら、その最初の関門に「Wheelys2.0」は大きな風穴を開けたと言えるでしょう。

固定したお店を持たず、少ない資金で、必要とされる場所に自ら出かけて無駄を省く。自転車を漕ぐことでお店に必要なエネルギーは自前で調達し、同時に健康のためのエクササイズにしてしまう。そこで発電した電気がスマホのバッテリー切れで途方に暮れる人たちの救世主にもなる。ミニマルな暮らしを希求する人々が増えている中、時代に呼ばれた次世代の自転車カフェ、それが「Wheelys2.0」といえるかもしれません。

(文=伊藤愛)

※以下は「Wheelys1」の画像です
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Via:
wheelyscafe.com
indiegogo.com

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Writer YADOKARI

ミニマルライフ/多拠点居住/スモールハウス/モバイルハウスを通じ暮らし方の選択肢を増やし、「住」の視点から新たな豊かさを定義し発信します。暮らし方の選択肢を増やすことで、場所・時間・お金に縛られないライフスタイルを実現し、人生の満足度/幸福度を向上させます。

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