世界の小さな住まい方

大洪水でも大丈夫、水に浮く家「Floating House」

前橋史子プロフィールアイコン | 2015.2.12
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近年、日本でも「ゲリラ豪雨」という言葉を耳にします。子供の頃を思い出してみると、あんなに一度に雨が降ることはなかったように感じます。それだけ気象が年々変化しているということでしょう。
所変わってイギリスにも、同じような問題があるようです。イギリス国内のあちこちで、洪水が引き起こされることが多く、その被害が広がっているそうです。

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その洪水の問題を解決しようと、ロンドンの建築家Carl Turnerは、水に浮く家を開発しました。「家でもあり、ボートでもある。」と表現されるように、その家はどこか特定の土地に建てるためにデザインされたわけではありません。

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このFloating Houseは、プレハブの建物です。構造には、とてもシンプルで軽い素材が使われています。もちろん一般的な家のように、杭打ち基礎の上にたてることも可能です。しかし、この家が真価を発揮するのは、写真のように、トレーに載せて建てた時。1枚のおぼんの上に、家が載っているようなイメージでしょうか。そうすることで、普段は地面に建っているように見えるこの家が、洪水の時にはそのまま水に浮くそうです。

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この家は必要なエネルギー等を自分で作り出すこともできます。壁を覆っているパネルはソーラーパネルになっていて、電力を供給することができます。また、敷地内に野菜を育てるための畑も一緒にくっついているので、食べるものにも困りません。自給自足の生活ができるように設計されています。

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そして、この家の最大のポイントは、設計図を誰でも手に入れられること。Paperhouses websiteからダウンロードすることができるので、誰でも、自分でこのFloating HouseをDIYで作ることができるのです。「オープンソースで図面を提供することで、本当の意味で建築に貢献することができる」と語るTurner氏。災害に備え、自然と共生するための家が広まっていけば、もっともっと豊かな暮らしができるのかもしれません。

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Via:dezeen.com

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Writer 前橋史子

青森生まれ、神奈川在住。津軽弁と英語とちょっとだけ標準語が得意。デザインの仕事をする中で自分の生活がなんだかよくわからなくなったため、”豊かにくらす”ことの答えを見つけるべく、日々模索中。主婦業をしながら、地元の野菜を販売したり、珈琲を提供したり、写真を撮ったり、ものを書いたりする生活を送る。NYに住んでいた頃にはまったビールと珈琲が大好きで、夢はいろんな人に美味しい珈琲とビールを届けられる場所を創ること。

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