世界の小さな住まい方

好きなものと好きな場所へ、移動する小さな家「Natalie’s Tiny House 」

熊谷賢輔プロフィールアイコン | 2015.3.11
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未来住まい方会議でもご紹介してきた、車輪付きの家、トレーラーハウス。
トレーラーハウスは、牽引するトレーラーさえあればどこへでも運ぶことができる家だ。今回ご紹介する家も、このトレーラーハウスのひとつ。夢のような小さな家は、アメリカのノースカロライナ州のアッシュルビルにある。

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その家にはナタリーという女性が住んでいる。彼女はアッシュビルで地域の人々と接するために、生活雑貨を扱うお店を経営しながら、「for villagers」というオンラインショップを運営しているパワフルな女性だ。

さっそく外観を入り口正面から見てみよう。
一見して見ると、随分昔に建てられた建物のように見える。その建物の形は、真ん中の凸部分は少し低めだが、小さなお城のようである。横から見ると、建物が長細い形をしているのが分かる。

外壁は再利用した木材を使用したことで、コストダウン、エコの両方を実現している。建物の大きさに反して、窓が大きく作られていることに彼女のこだわりがうかがえる。他にも、まるで港のポートのような屋外デッキ。食事を食べた後は、コーヒーを飲みながらゆっくり読書ができる。この屋外デッキは、建物が移動する時は、内部に収納して一緒に移動することが可能なのである。

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それでは内部を見てみよう。
そこにはヴィンテージび60年代のダイニングテーブルや、30年代の小さなソファなど、彼女が大好きなアンティーク家具がたくさん置かれている。家具だけでなく、キッチンと洗面所の照明や備品にも、アンティークの品々を取り入れている。心を満たすモノに囲まれている空間はとても贅沢だ。キッチンは広々と作られ、効率的に食事がとれる空間である。

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こだわりがある調理器具や調味料をいれるビン。目の前の窓には建物が移動するごとに、毎回違う景色が待っている。気分転換が、料理をする時間を楽しくする。
寝る場所は?入口に戻り右も左も見ても見当たらない。実は外から見た凸の形の、でっぱり部分内部がロフトになっている。しっかり陽の光も入ってくるので、目覚めはバッチリ。上手に空間利用をすることは、小さく住むには最重要課題だ。

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移動できる建物であることを利用して、アッシュルビルの町へ繰り出そう。今まで何もなかった場所に、突如として出現した建物に人々は驚くだろう。総勢600名ほどの人が、この小さな建物を見学しにきた。彼女の新しい住まい方を表現した建物は、彼女の生きた方そのままである。人々は建物を通して彼女の人生に触れ、人々の琴線に触れたことは間違いない。

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自分が好きな家を、自分の好きな空間へ移動が可能な建物。常に新鮮な景色や空気が、新しいアイデアを生む原動力となる。自分で好きなものに囲まれることを選択することは、幸せへの近道である。

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Via:tinyhousetalk.com

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熊谷賢輔プロフィールアイコン

Writer 熊谷賢輔

1984年、横浜生まれ。法政大学文学部英文学科を卒業後、東京3年+札幌3年間=6年間の商社勤務を経て、「自転車で世界一周」を成し遂げるために退社。世界へ行く前に、まずは日本全国にいる仲間達に会うべく「自転車日本一周」をやり遂げる。その後は、初めて経験するフリーライターの仕事を始めながら、自転車のことをもっと知るためにサイクリングショップにて勤務。2015年6月からアラスカ州アンカレッジより、自転車世界一周をスタート。旅をしながら仕事をする、新しいワークスタイルを実践中。
目指すべき方向性は、「人xものxコト」が上手く循環する文化を創造すること。「コト」がある前に、「もの」があり、「もの」がある前に「人」がある。そして「人」は「コト」に心を動かされる。
今の私の場合は「熊谷 賢輔x自転車x世界一周」。自分が作り出す「コト」で誰かの心を動かしたい。

FB:熊谷賢輔
HP:【個人サイト】るてん

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