世界の小さな住まい方

ボックスを組み合わせて建てる、移動可能なシェルターキャビン「Nomadic Shelter by SALT Siida Workshop」

YADOKARIプロフィールアイコン | 2015.3.14
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ノルウェーの海岸に建っている四角い箱は、白い砂に映えて、まるで映画のセットのよう。
これはSALT Siida Workshopの建築学科の学生たちによって考案され、建てられた移動可能なシェルターキャビンだ。

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作りはいたってシンプル。2.4m×1.2m×0.8mのボックスと3.2m×1.2m×0.8mのボックスを13個組み合わせただけである。ボックスはウォータープルーフとウインドウプルーフで、それぞれがスクリューとテープで固定されている。ひとつひとつは軽く、人力だけで動かすことができる。設置にもそんなに時間がかからない。
完成すれば、高さは4.8mにもなり、12人が宿泊可能である。

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木製のシェルターキャビンの大きなメリットは家にいるかのような解放感と安心感。窓は北側にも設置されていて、天候次第ではオーロラも見えるだろう。ノルウェーに建つこの建物ならではの特典だ。

このシェルターに床は張られていないが、中央のファイヤースペースの炎のぬくもりはシェルターキャビン全体を暖める。そんなに大きな炎でなくともボックスによって風は遮られるので暖まるのが早く、効率が良い。長期でキャンプするときや、大人数で集まるときに、雨風をしのぐことができる、こういったスペースがあると遊びの可能性が広がる。
ここでならば、に夜には炎を囲んで語り合う時間を思う存分楽しめそうだ。

このシェルターを見た人のなかにはシェルターの大きさに驚き、「これはそんなに身軽には移動できないんじゃないか?」という意見もあった。あなたはどう思うだろうか?このシェルターはデザインに融通性がある、と筆者は思う。大きすぎると思うならば箱の数を減らせばいい。好みは人それぞれである。学生たちのフレッシュなアイデアから生まれるデザインと建物が、私たちの選択の幅を広げてくれるのは、とても嬉しいことである。

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(文=加藤聖子)

Via:archdaily.com

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Writer YADOKARI

ミニマルライフ/多拠点居住/スモールハウス/モバイルハウスを通じ暮らし方の選択肢を増やし、「住」の視点から新たな豊かさを定義し発信します。暮らし方の選択肢を増やすことで、場所・時間・お金に縛られないライフスタイルを実現し、人生の満足度/幸福度を向上させます。

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