世界の小さな住まい方

削ぎ落とし、残ったものが必要なもの。「Massimo Uberti Neon Tubes installation」

佐藤英太プロフィールアイコン | 2015.3.9
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なにやら輪郭が光を放っているが、家の輪郭だろうか。よく見るとテーブルのようなものもある。おそらくアートの類いだろう。

これはイタリアのアーティストMassimo Uberti 、高級車ブランドのBentleyとクリエイティブコンサルティング会社のCambell-Rayの三者がコラボレーションした作品だ。

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この作品は、
Design Miami/2014という世界的なフォーラムにて発表された。高級車ブランドBentleyとコンサルティング会社Cambell-Rayは、Massimoのつくり出す造形が、ある種の引力のような、反発力のようなパワーを感じさせることに注目し、彼に構造づくりを委託した。

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また、コンサルティング会社Cambell-Rayは、Bentleyのものづくりの姿勢、見た目のかっこよさだけでなく物理的な美しさも追求している点にもインスピレーションを受けている。こうしてこの度の作品で用いる要素は「光(電気)」と決定された。

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Massimoの作品には「削ぎ落とす」というメッセージが込められている。必要不可欠に見える部分を次々に削ぎ落とし、本当に必要な部分のみを洗い出す作業が、今回の作品からも読み取れる。

ライトチューブが輪郭を描いているだけだが、おそらく家や家具であることがわかる。光を放つことにはいったいどのような意味があるのだろうか。私たちの生活も、もしかしたら不要なものだらけかもしれない。試しに、なにかひとつ「削ぎ落とし」てみてはいかがだろう。

Via:urdesign.it

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佐藤英太プロフィールアイコン

Writer 佐藤英太

世界の小さな住まい方ライター担当。

新潟うまれ新潟育ち、お米とお酒が大好き。長野県松本市在住。ゲストハウスのヘルパースタッフ兼フリーライター。
ものづくり→森づくり→木工職人→農のある暮らしへと関心が移り今に至る。学部時代は「感性工学」に興味があり、心理学と情報処理を専攻していた。「考えること」が好き。「美しいもの」が好き。
キーワードは「農的暮らし」「旅」「表現」。
農的暮らしは、在り方として健全で、美しい。旅をしたいのは、美しいものを見たいから。自身の中にある「美しい」を余すところなく表現したい。今後は高知県に移住し、「農的暮らし」に挑戦する予定。日々の暮らしや感じていることをブログで発信している。

FB:佐藤 英太
HP:エータノート

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