樹木を抱き、自然に抱かれるリゾートコテージ「E’terra Samara」

via: archello.com

カナダのオンタリオ州に、ブルースペニンシュラ国立公園という公園がある。そこは、五大湖の一つであるヒューロン湖に突き出た半島に位置し、とても自然が豊かな公園。今回ご紹介するE’terra Samaraは、そんな公園にある5つ星のエコリゾートなのだ。

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このツリーハウスの最大の特徴は、なんといってもこの形。「Samara」とは、日本語に訳すと「翼果(よくか)」という意味なのだという。言葉だけではピンとこない方も多いかもしれないが、果実の一部が翼のような形をしているもののこと。秋頃になると、よく翼の形をした果実のようなものが道端に落ちているのを見たことがある人も多いのではないだろうか。

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そんな翼果の形からインスピレーションをうけたこのツリーハウスは、スムーズなカーブの形状がとても美しく作られている。この構造は、ボートを作るためのテクニックが使われているそうで、素材は全てローカルのものなのだとか。

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ツリーハウスといえば、釘で木の一部に固定されているのが一般的なようですが、この家はとても頑丈な繊維を使って枝から吊るされている。この特徴的な固定方法や形状をみると、まるで、家が木をハグしているように見えないだろうか?この形がまさに、自然との調和感を生み出しているのだ。

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