世界の小さな住まい方

50年代の消防車を改造したトレーラーハウスで、風変わりな宿泊を「Beermoth」

YADOKARIプロフィールアイコン | 2015.4.7
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スコットランドの北部、自然の豊かなAviemoreにある、B&B Inshriach Houseの敷地内に置かれているBeermothは、50年代の消防車を改造したトレーラーハウスである。オーナーのAlastairはファミリービジネスとしてこのB&Bを経営してきた。

彼は昔から家族で行くホリディのたびに、宿泊場所選びに不満を抱えていたという。なぜなら彼の好みの「一風変わった、特別な体験ができる」宿泊施設が見つからなかったからである。彼は自分と同じような人がほかにもいるに違いないと思い、彼の好みの宿泊施設作りに乗り出したのである。

Beermothは、以前KentにあるMonston Fire Museumで展示されていたが、縁あって知人に買い取られ変身を遂げる。床はオークで張りなおされ、ヴィクトリアン調のベッドが備え付けられた。スコットランドのこのあたりは、夏でも朝晩冷え込むので薪ストーブは必要不可欠。備え付けられたストーブは熱を利用して料理もできるデザインである。消火ホースがしまわれていたケースは薪収容庫として使われている。

屋根と壁はキャンバス地でできている。天気が良ければキャンバスを上げて風が通り抜けていくのを楽しめる。電気はなく、オイルランプとキャンドルの光が夜を彩り、水は大きなウォーターボトルがキッチンのテーブル下に置いてある。
バス、トイレは敷地内の別棟に設置。シャワーとホットタブがあるのでゆったりとお風呂を楽しむこともできる。

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宿泊した人々の声は「雨の音に癒された。」「キャンドルライトに癒された。」「家についてすぐ、次の宿泊を予約した。」など好評で、リピーターも多いようだ。かつて人々を救った消防車が、姿を変え、現在は人々を癒しているのだ。
Alastairは2010年にこの仕事を息子に引き継いだが、今も「変わった宿泊所」つくりを楽しんでいるという。これからも、彼の探究心と遊び心が多くの人々の休日を「特別」なものにしていくのである。

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(文=加藤聖子)

Via:
tinyhouseswoon.com
canopyandstars.co.uk

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Writer YADOKARI

ミニマルライフ/多拠点居住/スモールハウス/モバイルハウスを通じ暮らし方の選択肢を増やし、「住」の視点から新たな豊かさを定義し発信します。暮らし方の選択肢を増やすことで、場所・時間・お金に縛られないライフスタイルを実現し、人生の満足度/幸福度を向上させます。

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