世界の小さな住まい方

素朴で器用、3日で建ち、3つの顔を持つお家「Loft cube」

佐藤英太プロフィールアイコン | 2015.4.9
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一見素朴なこのお家は、仕事用、友達と過ごす用、また宿泊施設としても使える機能的なものだ。360°のパノラマ景色を見られるため、設置する場所によってはスリル満点の非凡な景色を見ることもでき、宝物のような時間を過ごすことができる。

この住まい「Loft cube」は、ドイツ ベルリンに拠点をおくStudio Aisslinger によって設計された。Studio Aisslinger の設計は、自身をアップデートし続けることで成立する。この事務所の設立も、従来(ここ10年)の設計の傾向を打ち破ることから始まった。

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従来のミニマリズムは「形状」に重きを置いていたが、デザインの本質や原点に返り、21世紀のミニマリズムを見いだそうとしている。それは洗練された、新しい素材やテクノロジーを取り入れることだ。彼らは、未来的でワクワクするようなデザインを目指している。Loft cubeをパッと見ると、少しだけUFOに似ている気もする。

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Loft cubeは、箱形、シャープな外見とは裏腹に、お家の中はとても柔らかな雰囲気を感じる。またクレーンで丸ごと運ぶことも可能で、軽量な設計がされている。また内装も含め、3日間で施行が完了するという驚きのシンプルさだ。4本の足で支えるようになっているので、設置面積も小さくて済む。ひとつのお家に、住まい・宿泊施設・オフィスと汎用性を持たせた点も注目だ。

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彼らは従来の型を見つめ、デザインの本質を観察し続けることで自身をアップデートしている。私たちの暮らしも、今を観察してみると変化のヒントが見つかるのかもしれない。

Werner Aisslinger - LoftCube/ Mailand/ Interior / Räume
Via:
home-reviews.com
aisslinger.de

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佐藤英太プロフィールアイコン

Writer 佐藤英太

世界の小さな住まい方ライター担当。

新潟うまれ新潟育ち、お米とお酒が大好き。長野県松本市在住。ゲストハウスのヘルパースタッフ兼フリーライター。
ものづくり→森づくり→木工職人→農のある暮らしへと関心が移り今に至る。学部時代は「感性工学」に興味があり、心理学と情報処理を専攻していた。「考えること」が好き。「美しいもの」が好き。
キーワードは「農的暮らし」「旅」「表現」。
農的暮らしは、在り方として健全で、美しい。旅をしたいのは、美しいものを見たいから。自身の中にある「美しい」を余すところなく表現したい。今後は高知県に移住し、「農的暮らし」に挑戦する予定。日々の暮らしや感じていることをブログで発信している。

FB:佐藤 英太
HP:エータノート

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