世界の小さな住まい方

裏庭に転がる、親子のアクティビティのための多面体の小屋「Habitable Polyhedron」

前橋史子プロフィールアイコン | 2015.4.18
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コロンビアの郊外にある庭に、黒い大きな多面体が転がっています。一見オブジェのようにも見えるこの多面体は、実はある家族のための小屋。家の裏庭に設置されたこの小屋は、家の近くにありながらも、普段の生活とは切り離された、若い両親と生まれたばかりの赤ちゃんのための特別なスペースなのです。

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この小屋を建設するにあたって、ここで行うアクティビティを中心に計画が進められてきました。要するに、この一風変わった形が先行してできたのではなく、ここで行われる要素が、この多面体の小屋を形作ったのです。この小屋では、読書をしたり、子供と遊んだり、また一歩外へ出て外遊びをすることもあるそう。

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この小屋は、まさに自然の中に建てられています。自然との調和を重んじて作られているため、この小屋に使われている木は全てローカルのもの。このロケーションの周りに生えているものと同じ木も使われています。最近、食において地産地消という言葉をよく耳にしますが、建築の世界でもそれは同じ。ローカルの素材を使うことで、地域経済にも貢献し、また、その土地によくなじむ建物ができあがるのでしょう。

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小屋の中には、机と棚、それにソファが備え付けられています。ここで読書をしたり、絵を描いたりと、家族はのんびり過ごしているそう。前面の大きな開口部と、天井につけられたトップライトから、たくさんの陽の光がさしこんでとても気持ちよくすごせるそうです。また、この木の素材感と変わった形が、生まれたばかりの子供にもいい影響をもたらしていると夫婦は語ります。晴れた日はウッドデッキで寝転んだり、おしゃべりをして過ごすこともあるようです。

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庭に、ころんと転がったようにもみえる多面体の小屋。普段の生活を送る家の他に、近くにこんな隠れ家があれば、「ちょっと一休み……」なんて時に思いっきりリフレッシュできそうです。

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Via: archdaily.com

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前橋史子プロフィールアイコン

Writer 前橋史子

青森生まれ、神奈川在住。津軽弁と英語とちょっとだけ標準語が得意。デザインの仕事をする中で自分の生活がなんだかよくわからなくなったため、”豊かにくらす”ことの答えを見つけるべく、日々模索中。主婦業をしながら、地元の野菜を販売したり、珈琲を提供したり、写真を撮ったり、ものを書いたりする生活を送る。NYに住んでいた頃にはまったビールと珈琲が大好きで、夢はいろんな人に美味しい珈琲とビールを届けられる場所を創ること。

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