森の中でヨガはいかが?28㎡のプレハブスタジオ「bunkie Yoga Studio」

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Via:dwell.com

読者の皆さんはヨガの経験はあるだろうか?ヨガは元々インド発祥の修行方法がベースになっていると言われている。様々なポーズを行いながら呼吸を意識し、体の感覚と向き合うことで、自分の心と向き合っていく。
ミニマルな生活を志すのなら、まずは「自分に何が必要か?」と向き合う必要がある。もしかしたら、ヨガとミニマリズムは相性が良いものかもしれない。

話が逸れたが、今回は森の中でヨガを楽しめるプレハブ小屋をご紹介しよう。


カナダのトロントから北へ100マイルの森の中に、このスタジオは建っている。建物の基礎となったのは、カナダで開発された「bunkie」と呼ばれるプレハブ小屋だ。
bunkieは住人のライフスタイルに合わせて4種類のモデルが用意されている。主にゲストルームやホームオフィスとして使われるbunkieは、一番安いモデルは21,900ドルから販売され、北米では建築許可が無くても建てられるように設計されている。

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Via:thebunkie.com

パーツをあらかじめ工場で生産可能なプレハブ住宅は、設置する場所で工期が短くできる。bunkieの場合、住人の希望に合わせて暖炉やベッド、キャビネットなど、様々なオプションの追加ができるのが特徴だ。
今回はヨガやピラティスのスタジオとして利用したいというオーナーの希望から、既製のbunkieを改造し、約28㎡の広さで建てられた。現地での設置期間は1週間半と、驚きの早さだ。

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カナダの中でも比較的温暖なトロントだが、それでも冬場の寒さは厳しいものがある。そこで、エタノール燃焼式の暖炉を設置し、冬場でも快適にヨガが楽しめるようにした。
建物の前後に設置された大きな窓ガラスは大きなフレームの役割を果たす。目の前に広がる木々の緑が、トレーニングをより楽しくする要素のひとつとなるだろう。

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自分が何を喜ぶのか?何をするとき充実しているのか?それを知れるのは自分自身しかいない。
関わるものが多いほど、時間もキャパシティもいっぱいいっぱいになってしまう。自分と向き合う時間は簡素な空間で過ごしたいものだ。

(文=スズキガク)
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