アイスランドの溶岩原に建つ2つのピラミッド型の家「Pyramid Cottage」

Via: smallhousebliss.com

北欧アイスランドは、日本と同様に火山国。日本の北海道と四国を合わせた程度の広さしかない島の中に、約130もの火山があるという。古代に噴火した火山から流れ出た溶岩が固まり、長い年月のうちに苔むして草原のようになっている溶岩原がそこかしこに存在する。その溶岩原の景色そのものも見ごたえがあるが、首都レイキャビク郊外の溶岩原には、思わず目を疑うような不思議な家が建っている。

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2つのピラミッドが並んで建っているようなこの家は、古代神殿でもなんでもなく、一般の家。驚いたことに、Airbnbを利用して泊まることもできるという。

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中には、2つのピラミッドを繋ぐホール部分から入ることができる。

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ホールの右側にあるピラミッド内部は、居間とダイニング・キッチンを兼ねたオープンなスペースになっている。多方面に窓があるので、太陽がどの方向に動いても光を取り入れられる明るい空間だ。三角形の窓も気がきいている。

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ホール左側のピラミッドは、バスルームと小さな3つの寝室で構成されたプライベートなエリア。こちら側のピラミッドの頂上部分はガラス製で、ロフト部分から360度のパノラマで景色を眺めることができる。

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バスルームはシャワーのみだが、なんとアイスランドは家庭のシャワーからも温泉水が出る。つまり温泉浴び放題という嬉しいオプションつきなのだ。

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形は奇抜だが、よく見ると外壁部分の色は風景と絶妙になじんでいて、周囲から悪目立ちしていない。計算されつくしてデザインされているのがよく分かる。

この家はレイキャビクから車で1時間ほどの場所にあり、ゴールデンサークルと呼ばれる観光名所群からもほど近い場所にある。もしアイスランドを訪れる機会があるなら、こんな個性的な家に泊まるのも旅の良い思い出になるのではないだろうか。

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