世界の小さな住まい方

機能性をあえて見せつつ、周りと調和するパッシブハウス「Passive Progressive」

中島功二プロフィールアイコン | 2016.11.25
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建築家のミレナカラネシェバとミーシャウィツマンの二人は、結婚して以来、パリに本拠地を置くカラウィツアーキテクチャーに所属していた。そして、フランスの首都から17マイル北西に向かった街、ベサンコートに自らの建てる家に移り住むことに決めた。

2008年に建築を着手し、田舎の典型的な景色にハッと驚くほど現代的な家を建てた。161平方メートルほどの大きさの家に機能的なものが詰め込まれている、というよりむしろ積極的にその機能性をアピールしているように見える。

一番大きな壁面には250本の竹を使用。格子状の竹は天候に合わせて上の写真のように折りたたんで調節できる。屋根には太陽光パネルが設置され、南向きに面している屋根は43度に傾いている。できるだけ多くの太陽光を取り込むことを可能にしたおかげで、生活に必要な量以上の電気を作り出せるという。

その電気を使って照らされる中に浮く細長い蛍光灯さえも、この2人にかかればスタイリッシュに変身だ。換気のためのダクトもあえて見せることで、デザイン的に美しくもこの家の仕組みを視覚的に捉えることができる。

機能的なものを隠さずにあえて見せるスタイルは、これからの家を建てようと考えている人に対する教育という観点においても今後大きな意味を持ってくるだろう。

via:
https://www.dwell.com/
http://www.homedsgn.com/

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YADOKARI「未来働き方会議」オープン!

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Writer 中島功二

1991年、岐阜県出身。冒険を愛する旅人。ちょっと前は音楽にはまっていたが、最近はサーフィンにはまっている。とにかくなんだかいろいろなことがしたくて各地を転々としている。刹那的に生きているかもしれないが、それが未来につながると信じている。

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