世界の小さな住まい方

風船でできたダンスクラブ!?「bureau A inflates shelter」

中島功二プロフィールアイコン | 2016.11.28
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スイスのビューローAが手がけた期間限定のパビリオン「shelter」は、スイス建築協会(BSA/FAS)の毎年のミーティングのために作られた。というより「膨らまされた」と言っていいだろう。

このパビリオンは、実は小さなクラブとして機能しており、バーやダンスフロアまでもこの風船内にあるのだ。素材は全てポリ塩化ビニルで、中に備え付けられた「家具」(テーブル、椅子、DJブースまでも)も全てポリ塩化ビニル製だ

この形は地下のシェルターをモチーフにしているという。ガストン・バシュラールの哲学や、ポールヴィリリオの著書トーチカの考古学や、建築理論家のビアトリス・コロミーナからインスピレーションを受けたそうだ。風船なので全体のフォルムは可愛らしいが、その黒さと幾何学的な形ゆえに何とも言えない不気味さを醸しだしている。

ご覧の通り、空気を抜くと写真のようにぺしゃんこになるので運びやすく、場所を選ばない。手間もかけることなく、この「建築物」を出現させることができる。

シンプルな構造の風船状の建築物は今までもよくあった。ただ、このように膨らますことで必要なものが全て出現する姿には驚きがあり、これ自体が何か他の可能性を秘めているように思える。

via:
http://www.designboom.com/
http://www.dezeen.com/

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YADOKARI「未来働き方会議」オープン!

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Writer 中島功二

1991年、岐阜県出身。冒険を愛する旅人。ちょっと前は音楽にはまっていたが、最近はサーフィンにはまっている。とにかくなんだかいろいろなことがしたくて各地を転々としている。刹那的に生きているかもしれないが、それが未来につながると信じている。

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