ニューヨーク・スタテン島で新しいコミュニティプロジェクト「Urby」

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ニューヨーク・マンハッタンから無料のフェリーに乗って約30分。マンハッタンのベットタウンといってもよい平凡な街で、新しい暮らし方の試みがはじまりました。仕掛けたのは、David Bally。彼はデンマークの建築家ファームのConcreate社とコラボして、最上の設備と、健康と幸せ、そして豊かさを住民の心にもたらす都会のコミュニティ“Urby”を作ろうとしています。

“Urby”は、マンハッタンを遠くに見渡せるスタテン島北側湾岸地域にあるStapletonという街にあります。実は、Stapletonは、ニューヨーク市が3,200万ドルを投じて再開発を進めている地域。「このあたりは使われなくなった商業施設がたくさんあり、なんとなくさびれた感じ。ゴージャスな建築はないけれど、注目を浴びる前のソーホー地区に似ているね」と、Ballyは言います。ちなみに、ニューヨーク市は、他にもバッテリーパーク、ウィリアムズバーグ、そしてアストリアといった湾岸地域も再開発しています。

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“Urby”は、3棟にわかれた1,000戸の賃貸アパートで構成されています。

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およそ35平方メートルのスチューディオタイプのお部屋(1,508ドル)から、1ベットルームのお部屋(1,933ドル), 2ベットルームのお部屋(2,507ドル)があります。もともとスタテン島に住んでいた人たちだけでなく、以前はマンハッタンのダウンタウンに住んでいた人や最近ニューヨークへやってきた人が住み始めていて、“Urby”が本当に人を惹きつけていく力があることを感じられます。

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この複合施設はオランダのConcreate社がデザインしているせいか、そこはかとなくオランダの街並みを彷彿とさせる雰囲気を感じることができます。そして、コミュニティを作りやすいように、住民が交流できる共有スペースや建物をつなぐ通路も用意。中世ヨーロッパには、街の中心部に水汲み場があったように、ここにも住民が水(フィルターでろ過したもの)を汲めるポンプを設置しています。みんながポンプを使えるようにと、それぞれのテナントには水をいれるガラスの水差しが配られているのだとか。

建物の中には飲食店もたくさん。“Urby”の中心にはクィーンズ地区発祥のCoffeedが運営が運営する、 「自分の家」のようにくつろげるコーヒーショップがあります。“Urby”の農園ではケール、きゅうり、トマトなどが栽培され、収穫した野菜や花は飲食店でも使われるほか、毎週末に行われるファーマーズマーケットにも提供されています。

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“Urby”は、とってもクリエイティブな街だと感じさせてくれる場所になるかもしれませんね。福岡だったら糸島あたりでしょうか。東京からちょっと離れた千葉や川崎にもこんな街ができたら楽しいかも。

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