「住む」と「働く」を両立。職住近接のスモールハウス

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ここはチェコ共和国。Zen houseが手掛けた、中2階のある四角い建物が2つに分かれている。1つは住むための建物で、1つは仕事場として建てられたものだ。

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物理的にも心理的にも住むことと働くことの距離をできる限り近づけ、それでも混同はしない。2つの建物は外に続く短い廊下で繋がっている。その周りにある庭は、食事も楽しめるようなダイニングスペースとなっている。

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シンプルな木のフレームに取り付けられている壁は、透明なアクリルのパネル。木の構造が外から見ることができ、それがそのまま家のデザインとなっている。ボール紙にベニア板などといった、非常に安価な素材でできているのも魅力的な点だ。

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働く方の内装は白、もう一つは黒と対照的。これだけ色が違うと、すぐにモードを切り替えることができそうだ。作業部屋はシンプルで、大きな窓から切り取られて見えるのは緑の大きな木。リラックスして作業が進められる。どの面にも窓が取り付けられており、自然光を取り入れることができるのもいい。

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リモートワークやノマドワークが注目される今、これからのライフスタイルを考えていく上で、仕事場と住まいをどう分けていくかは大きな問題のひとつ。この建築ではそれが見事に織り成され、非常に豊かなライフスタイルが実現できているようだ。

 

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