鉄が輝く。軽量最新トレイラー「Airstream travel trailer Basecamp」

via: https://www.dwell.com/

「モバイルハウス」として最近主流となっている「トレイラー」。実は昔からあり、種類も様々なものが出ているが、機能性とデザイン性、生活する上での快適さなど全てを求めるのは往々にして難しい。

アメリカのオハイオ州、ジャクソンセンターに本拠地がある、トレーラーで有名なAirstream(エアー・ストリーム)社は、そのような問題に昔から取り組んできている。

彼らが新たに発表したトレイラーは今までと一味違う。

via: https://www.dwell.com/

銀色の弾丸型のトラベルトレイラーが最大の特徴であり、1932年から事業を始めている歴史のあるAirstream社は、旅人たちの間で自由、アドベンチャーの象徴となっている。
Airstreamの投資者であるWally Byam Credo(ワリー・バヤム・クレード)は「いつでも、どこでも行く場所を決めて旅に出るという、より楽しく、独立した、意味のある旅を提供する」ということを目標としており、Airstreamはまさにそれを体現している。

via: https://www.dwell.com/

そんなAirstreamが、新たに発売したのがBasecamp(ベースキャンプ)だ。このトレイラーはいままでのAirstreamの中でも、最軽量となっている。

via: https://www.dwell.com/

デザインは自動車デザイナーのBryan Thompson(ブライアン・トンプソン)が手がけた。デフォルトでの重さは1172.536kg、トレイラーの最大の重さは1587.573kgだ。このような軽量性とボディーの角度の傾斜により、どんな凸凹道もこのトレイラーを引っ張りながら切り抜けることができる。

via: https://www.dwell.com/

中を見てみると、小型のトレイラーではあるが、メタリック素材でできているため、周りの空間を反射しそこまで「狭い」とは感じさせない。そして狭さを感じさせないだけではなく、実際に中で人が5人寝れるほどのスペースがあるのだ。

via: https://www.dwell.com/

上には収納スペースや、鍵などちょっとしたものを引っ掛けるスペースもビルドインで備え付けられており、整理整頓も楽々だ。後ろ側のスペースは多目的に利用可能だ。食事をするにも、寝るのにも、ラウンジとしても、何か道具をしまうスペースとしても使うことができる。荷物が多い人も、コンパクトに旅をしたい人にも、柔軟に対応できるのがこのBasecampとなるのだ。

via: https://www.dwell.com/

このようにトイレ、洗面所もシャワーもしっかりと完備している。ちなみに、このシャワーヘッドはこのまま野外に持ち出すことも可能で、自然の中でシャワーを浴びることもできる。

via: https://www.dwell.com/

キッチンも付いており、冷蔵庫やステンレスのシンクも完備している。キッチンの窓からは、外の風景を見ながら調理ができるので気分がのってくる。

カラー付きのワイヤレスのボスのBluetoothスピーカーも設置しており、いつでも気分に合わせて好きな音楽をかけることができる。

via: https://www.dwell.com/

さらにスペースが欲しい場合は、リアにしまいこみ可能なテントを引き出して、即興で大自然のパティオを作り出せすことも可能だ。

via: https://www.dwell.com/

このBasecampは非常に軽量でコンパクトなので、中型、ましては小型のクロスオーバーSUVでも引っ張っていける。本当に気軽に引っ張っていくことができる。車の性能にもよるが、このトレイラーなら今までに進んだことのないような新しい地形にも耐えうるので、果敢にそこに挑むこともできる。

今まで様々なトレイラーを使ってきた上級者はもちろん、トレイラーを始めてつける初心者でも、誰でも気軽に楽しめるようなトレイラーということができるのだ。長距離でも短距離でも、これが今後の主流のトレイラーの形となるのではないだろうか。

 

via: https://www.dwell.com/