ポーランドのサマーハウス「Szumilas」

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自然豊かなマツ林を抜けた先に、シンプルでスタイリッシュなスモールハウスが建っている。ここは、東欧・ポーランドのLubiatowo(ルビアトウォ)というバルト海に面した小さな町。ノルウェーやスウェーデンなど地理的国境の多くを北欧諸国と共有しているので、北欧的文化も多く影響を受けている地域である。

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このスモールハウスの名前は「Szumilas(スズミラス)」、英訳するとSummer Houses、つまりサマーハウスだ。小さく見えるが、二階建て。建設したのは現地の建築会社Raca Architekci ( ラカ・アーキテクシ )で、できる限り自然な素材を使って、周りの自然と調和するように作られている。

Szumilasは全部で6棟あり、それぞれが統一感があって美しい。現在、サマーハウスとして貸し出している。

サマーハウスといえば北欧で短い夏を過ごすための小さな別荘というイメージもあるが、ポーランドでもバルト海に面した地域で、夏をサマーハウスで過ごすという考え方が根付いている。

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外装の壁はカラマツを縦長に張った木造建築。切妻造りの屋根は黒い鉄製で、その質感やフォルムから非常に典型的な「小屋」らしい雰囲気を漂わせている。

ウッドデッキを上がると、ガラスドアの玄関になっている。

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それぞれのサマーハウスは割と近くに建っているが、お互いの室内が見えない配置になっている。

2階部分の小窓は、室内の明かり取りにもなっている。小屋の内側に向かって開くようになっており、壁よりも少し奥に埋め込まれるようにして取り付けられている。

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玄関も兼ねるウッドデッキスペースは、リビングの延長線上でもあるので、天気のいい日はここで家族や友人たちと一緒にランチやディナーを楽しむことも可能だ。自然に囲まれながら、サマーバケーションを満喫できることだろう。

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白とグレーを基調とした内装は、ナチュラルな素材を使いシンプルで北欧インテリアの雰囲気。木材や落ち着いたパステルグリーンをアクセントにすることで、周りの自然と調和している。

天井の木の梁をそのままむき出しにしたことで、この家の「ナチュラル」なテイストを強調し温かみのある室内になっている。

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存在感のある薪ストーブは、夏が短い地域では必需品。冷え込む夜も家全体を暖かくしてくれるので安心だ。

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木目調のキッチンは、シンクやIHコンロ、オーブンも完備。収納スペースも十分あるので、快適に本格的な料理が楽しめる。

黒色の丸い天板のダイニングテーブル、一見するとバラバラにみえる椅子達だが、色のテイストを室内外の色調に揃えることで、統一感が出てセンスの良さを感じる。

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キッチンの奥にはトイレやシャワーなどがある洗面所を配置。下壁のタイルは暖炉のバックと同じパステルグリーンを使用。シャワー室の床は、水を弾く機能性とデザイン性も考え黒い石材にして室内との統一感を演出。

2階は寝室が2つあり、ベット2つ入る部屋と、ダブルサイズのベッドが1つ置かれた部屋。家族や友達など大人数で泊まることも十分できる。

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こんな素敵なサマーハウスが、バルト海だけでなく世界的に広がれば、もっと豊かな生活や休日を過ごすことができそうだ。

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