世界の小さな住まい方

スタイリッシュな家のような橋?!激流を体感できる「Høse Bridge」

野原海明プロフィールアイコン | 2014.4.27
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急流をまたぐ家のような橋「Høse Bridge」。この橋が掛けられているのは、ノルウェー西海岸にあるサン(Sand)という町です。川を越えた先にある雑木林は、ジョギングなどのレクリエーションの場として、以前から住民たちに親しまれてきました。しかし橋の完成前は、誰でも気軽に向こう側に渡れるわけではありませんでした。

設計に携わったRintala Eggertsson Architectsが用意したいくつもの案のうち、選び出されたのがこの形です。

荒々しいごつごつした岩場がこの川の魅力。安全に誰でも渡れ、なおかつ豪快な自然を楽しめる橋にするにはどうしたらいいか。

まずは外見。水平で一直線のこの形は、丸みを帯びた岩場とは対照的で、よりいっそう自然の荒々しさを引き立てます。とはいえ、周りの風景から浮いてしまっては興ざめ。風化とともに自然に馴染んでいくように、頑丈なまま錆びていく耐候性鋼という素材が使われています。

さて、橋を渡ってみましょう。ステンレスでできたメッシュの壁に覆われているので、外の景色を楽しみながらも安心感があります。おや、側面が覆われて景色が見えない箇所が……こちらはなんと逆に足元がメッシュ。激流を見下ろしつつ、壁に反響する荘大な流れの音を楽しむことができます。このメッシュの利点はそれだけではありません。夜になり橋の内部に明かりが灯ると、メッシュの間からやんわりと光が漏れ、まるで全体が巨大な照明のよう。

南側には、コンクリートでできた休憩所まで用意されており至れり尽くせり。小さな子どもからお年寄りまで、安心して雄大な自然を楽しめる憩いの場所が町にできました。

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via: dezeen.com, inhabitat.com

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野原海明プロフィールアイコン

Writer 野原海明

世界の小さな住まい方ライター担当。

のはらみあ。小説家。コンテンツライター、図書館司書、ときどき歌手。呑んべえ。

1984年群馬県生まれ。ちょっと変わった高校、尾瀬高校自然環境科の卒業生。利根村の農家にホームスティをして高校3年間を過ごす。お世話になったのは築100年にもなるという茅葺き屋根の家。かつての味噌蔵を勉強部屋と寝室に改築してもらった。

大学進学のため都内へ引っ越し、都市生活を5年間体験したが、海と山がある暮らしが恋しくなって2009年夏、鎌倉へ移住。小さいけど温かいコミュニティと、自然のある暮らしがやっぱりいい、と思う。

2012年、小説「コメリナ・コムニス」Kindle版を出版。文芸喫茶「まるくす」所属。同人に川村力、田村元、湯田陽子。

FB:mia.nohara
TW:@mianohara
HP:醒メテ猶ヲ彷徨フ海

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