#10 自分好みの暮らしをつくる〜セルフリノベがはじまります〜|YADOKARI✕公社二宮団地

内装解体前の部屋の様子。この状態から公社さんの工事を行い、現在は押入をぶち抜き、広いワンルームタイプになっています

二宮団地のセルフリノベーション制度のなかでも、私が選択したのは「しっかりリノベ」(二宮団地のセルフリノベーションについて詳しく知りたい方はこちら)。前回は、以前の内装を解体し、セルフリノベーションを始められる状態にするまでの公社さんが行う工事をお伝えしました。その工事も終わりましたので、今回はセルフリノベーションを始める段階のお部屋のしつらえを紹介したいと思います。

内装の解体前と比べて、内観全体をみると「あれっもう住めるのかな?」と思うくらいの出来。窓から二宮の海と夕暮れを眺めていると、もうこのままでいいんじゃないか……とすら思うのです。
しかし、視野を広げてみてみると、リノベーションしがいのある個所がいくつもあります。

1、「あとは貼るだけ」の床
まずは床。リノベ前は合板が貼ってあります。この合板がそのまま下地となり、そこからタイルを貼るもよし、フローリングを施工するもよしの状態になっています。「あとは貼るだけ!」の床ができあがっています。床だけは「おてがるリノベ」より施工しやすいです。

2、自分好みのキッチン、洗面台が置ける
インテリアにこだわりのある人にとっては、賃貸住宅のキッチンや洗面化粧台はがっかりポイントになりがち。実は、二宮団地の「しっかりリノベ」ではこの2つがそもそも設置されていないんです。
取付・接続は専門業者さんにお願いする必要がありますが、自分でおしゃれなキッチンや洗面台を探して買ってきてもよいですし、場合によっては作ってもよいのです。
インテリアのポイントになるだけに、ここはこだわりたいですね。ちなみにお風呂はリフォーム済みです。

右側の扉奥が洗面室。水道管が見える場所に洗面器を配置予定
奥のスペースにキッチンを配置、本当に何もないところから始めるんです

3、原状回復の必要なし、壁も好みのデザインに!
今回のリノベ制度の大きな特徴は、工事内容に関して公社さんの承認がもらえていれば「原状回復の必要なし」ということ。壁や天井は塗っても貼ってもOK。よくあるビニールクロスのお部屋に住まなくていいんです。
押入やキッチンを取り外した跡が凸凹なのはご愛嬌。汚れや傷のめだつ壁や天井にペンキや珪藻土を塗ったり、木やタイルを貼ったりと、思いのままにデザインすることができるんです。

以前、大井さんのお部屋でやった「おてがるリノベ」とは違って、ちょっとハードな「しっかりリノベ」。でも、腕に覚えのある人なら、十分セルフリノベーションできる範囲かと思います。二宮暮らしのスタートがセルフリノベーションからなんてちょっと素敵ですね。

「おてがるリノベ」については、6/19(月)までであれば大井さんのお部屋が内覧可能です。お問い合わせはこちらまで。

<おまけ>
6月17日(土)に、二宮団地西側にある公社さんが所有されている竹林で「竹林整備体験」を行います。ご自身で採った真竹のたけのこはお土産でお持ち帰りいただけます。詳しくはこちらでご確認ください。

(2017年6月13日記事公開)