#58 二宮団地しっかりリノベ~団地暮らしを始めました、その1~|YADOKARI✕公社二宮団地

こんにちは岸田です。団地に住み始めてから3カ月、とても快適に過ごしています!今回は完成した部屋について、プランの工夫やこだわりポイント紹介します。すでに団地見学ツアーなどでお披露目をさせてもらっているのですが、今回は暮らし方リノベーションで改めて紹介をさせてもらいます。

2カ月にわたる工事の末、できたのがこんな感じです。ここに夫婦2人で暮らしています。

 



↑こちらはBefore

狭さを感じさせない工夫

二宮団地一室の広さは約37㎡、2人で住むにはちょっとコンパクト。広くすることはできないので、広く見せる工夫を、となるべくベタっと家具を置かずに床や壁を見せるつくりとしています。木組みの収納は、奥の壁が見えるように。ベンチは浮かして床を見せ、キッチンは壁から片持ちとし下をフリーとしています。システムキッチンのような箱物が来るとそれだけで狭さを感じるので、軽やかにすることで広さを感じることができるようにしています。

収納量の確保

やはりまずは、プランニングの段階から懸念点だった収納量の確保。前回二宮のKUMIKI PROJECTさん、二宮にお住まいの方々と造った木組みの収納で収納はバッチリ満たせました。この木組みの収納、縦横のサイズは既成の収納BOXを入れることのできる大きさとしました。収納扉をつくることはセルフリノベでは技術的にも予算的にも難しく、かといって中身が丸見えなのもチョット・・ということで寝室周りは安価で丈夫な既製品の収納ボックスを入れることとしたのでした。そしてリビング周りは小物がおける飾り棚として機能しています。(奥に見えるモルタル壁の荒々しさとマッチしてよい感じです)

狭さの問題と収納量は当初から心配していたポイント。奥さんからの不満も聞こえないのでまずはうまく作れたのかなと自画自賛をしています。次回は製作家具など、もう少し細かいところを紹介しますね。

(2018年2月27日記事公開)