宇宙ステーション in 野辺山

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野辺山高原に始めて訪れた人は、その青空の色の深さに驚くと思う。最寄り駅の小海線・野辺山駅は、JR線で最も標高の高い海抜1,345.67mに位置する駅だ。

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人工衛星を思わせる八角形のフォルム

空気が澄んでいるから、昼間に見上げる青空でさえ、宇宙の色を映してやけに濃い青色をしている。星空が美しいことは言うまでもない。近くには国立天文台野辺山がある。宇宙を研究する人々にとって、ここは聖地のような場所に違いない。

そんな野辺山に、意匠を凝らしたログハウスが建っている。その悠々たる左右対称のフォルムは、人工衛星を連想させる。八角形の本体部分に、両翼のように8畳と6畳の和室が張り出している。吹き抜けのLDKの真ん中には、かつて暖炉として使われていたのであろう、これまた八角形の造り付けのテーブルがある。

高原に建つ宇宙ステーション

長年人の手が入っていなかったため、修繕が必要な箇所が多々あることは否めない。しかし、かなり思いを込め、手を掛けて造られたことがうかがえる凝った造りをしている。個人の別荘に留めておくのには、もったいないかもしれない。

近くには観光地として有名な清里があり、アウトドアも、スキーやスノ―ボードも楽しめる。建物面積だって広いが、土地面積はさらに悠々とした899㎡だ。野辺山駅からも、ちょっとした散歩にちょうどよい距離に位置している。

たくさんの人がここに訪れ、テーブルを囲んでいる姿が見えるような気がする。宇宙により近いこの高原に建つ家が、まるで宇宙ステーションのように思えてくる。遠くから訪れて、しばしここに滞在する。初めて出逢った人たちとも、八角形テーブルを囲んでゆるゆると話す。この人工衛星のような家の中で、灯りを消して天窓から宇宙を見上げると、この地球もまた宇宙船であることを思い出すだろう。

ロフトはなんと11帖。キッチンも広く、大勢で炊事もできる。じっくり手をいれて修繕すれば、この宇宙ステーションも息を吹き返し、あなたはこの場所で多くの人々を迎える駅長となるだろう。

EDITOR’S EYE
非常に魅力的な物件であることには違いないが、一点ご注意いただきたいところがある。古い建物ということもあり、設備的な機能面は殆ど果たさない。給湯も含め交換を覚悟していただきたい。また、雨漏りも確認されているため、ある程度の改修コストも見込んでチャレンジしていただきたい。

 
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建物外観 敷地南東より撮影
建物外観 敷地南東より撮影
敷地(写真右)と前面私道
敷地(写真右)と前面私道
LDK
LDK
リビング中央部分には造り付けのテーブル
リビング中央部分には造り付けのテーブル
リビングから天井を見上げる
リビングから天井を見上げる
和室(6帖)
和室(6帖)
間取り図
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情報提供元:別荘リゾートnet