クリエイターが思う『わたしの町』。『my home town わたしのマチオモイ帖』東京・大阪展

各地から集まった「町への思い」がこもった小冊子が一同に介します。
各地から集まった「町への思い」がこもった小冊子が一同に介します。

小さな町から生まれた大きなムーブメント


『my home town わたしのマチオモイ帖』という展覧会をご存知ですか?

はじまりは、ひとりの女性クリエイターが瀬戸内海の小さな島の町を自分の言葉で紹介する冊子を作ったことから。
それを見た町の人々は自分の町の魅力を改めて感じたり、町を訪れた観光客がそこに載っている場所を訪ねたりしたことで、この試みはスタートしました。

そこから、2011年に大阪にて34組のクリエイターが「マチへのオモイ」をテーマにした冊子を作成し、展示。2012年には東京と大阪で約340帖のマチオモイ帖が展示されました。2013年には日本全国13ヶ所で同時開催。

そして、また今年、東京と大阪にて各地804組のクリエイターの「マチへのオモイ」をテーマにした小冊子が集まる展覧会が開催されています。

『お試し居住』から生まれた実在の町を舞台にした短編小説集


その中で、以前、YADOKARI内でも『参加費無料!地域課題の解決をテーマとした古民家リノベーションプログラムが参加者募集中』、『築100年の古民家リノベーション!学生たちが作る、地域を活性を目的とした古民家交流サロン続報』で取り上げた、福岡最東端の町、上毛町を舞台にした『こうげ帖』も展示されています。

こちらが『こうげ帖』の表紙。上毛町の小さな神社でお祭りの準備をする方々とワーキングステイ参加者の出会いの一枚。
こちらが『こうげ帖』の表紙。
上毛町の小さな神社、町の方々、ワーキングステイ参加者の写真です。

こちらは、『上毛町ワーキングステイ』に参加した、東京・福岡・京都に住むクリエイター及び、上毛町に暮らし関わった有志総勢16人で作り上げた短編小説集。
上毛町を舞台にし、上毛町と関わりをもつことになった全15人の主人公からなる、実話を元にしたフィクション小説です。上毛町を舞台とした映像作品も同時展示しています。

なお、Web版もあり、全編無料で閲覧可能です。

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こちらがWeb版。章に合わせて変化する背景もお楽しみください。
こちらがWeb版。章に合わせて変化する背景もお楽しみください。

『こうげ帖』Web:http://pitonink.com/kouge-cho/

「マチへのオモイ」をクリエイターならではのカタチで表す地域活性もある。
各地の人々の『わたしの町』を知るきっかけとして、『my home town わたしのマチオモイ帖』展に足を運んでみてはいかがでしょうか?

『my home town わたしのマチオモイ帖』東京・大阪展

…………… 東京展 ……………

開催期間:2014年2月28日(金)~3月23日(日)11:00~19:00(無休)

会場:東京ミッドタウン・デザインハブ  http://www.designhub.jp/

東京都港区赤坂9-7-1 ミッドタウン・タワー5F

…………… 大阪展 ……………

開催期間:2014年3月7日(金)~3月29日(土)(無休)  平日:11:00~21:00/土日祝:11:00~19:00

会場:クリエイティブネットワークセンター大阪 メビック扇町   http://www.mebic.com/  大阪市北区扇町2-1-7 関テレ扇町スクエア3F

入場料:無料(東京・大阪共)

※作品は、ミニブック・ムービー共、東京・大阪2会場に展示します。

『my home town わたしのマチオモイ帖』:http://www.mebic.com/machiomoi/2014/