スイスのビューローAが手がけた期間限定のパビリオン「shelter」は、スイス建築協会(BSA/FAS)の毎年のミーティングのために作られた。というより「膨らまされた」と言っていいだろう。

ベトナムのハティン省はハノイから341㎞の場所にある、中北部に位置する省だ。一年を通した最低気温が15℃、最高気温は40℃と一年を通して比較的温暖な土地だ。今回は、ハティン省ハティン市の中心にできたコミュニティーセンター「BES Pavilion」をご紹介したい。

2015年11月30日から12月11日まで、フランスのパリで開催されていた「COP21」(気候変動枠組条約第21回締約国会議)。200近い国と地域が参加し、温室効果ガス削減に関する取り決めが話し合われた大規模な国際会議で、世界中の注目がパリに集まった。そんな中、時期を同じくしてパリ市庁舎前広場にこんな建造物が現れ、パリジャンたちを驚かせたという。

見えるか見えないか……。人はその境界線にどうしても興味をもってしまうものだ。2015年、9月19日から27日の会期で開かれたLondon Design Festival。このイベントで展示されたパビリオンの一つに、そんなチラ見せの極意が活かされた建物があった。

shelter pod4 「小さな家は小さな神聖なる祠とも言える。そこは芸術を楽しむのに最適な場所といえよう。」 この言葉は女性として世界で最初に建築家となったマリオン・マホニー・グリフィンのものだ。これにインスパイアされ、デザインされたのが今回の建物。 デザインをしたのは、オーストラリアの建築事務所Benn and Penna Architectureで、セカンドハウス、またパビリオン(展示館)として建てられた。