ジャングル5-0 ジャングルを走るランナーはミニマリストでした。身につけるのはバックパックひとつ。1週間分の食糧からベッドまで生活の全てが背中に詰まっています。グラム単位で減らし重量はわずか10kg。小さな荷物を担いで得られたのは最上の日々でした。

わずか、と書きながらも10kgというと、重さにして大人のしばいぬ1匹分。背負って走り続けるには少し骨が折れます。少しでも軽くしたいというのが人情です。1時間ほど悩んでコーヒー用のカップを荷物から外したり、食糧は高カロリーなナッツを多めにしたり。涙ぐましい努力を重ねて誕生したミニマリストなのです。 ジャングルで汗と泥にまみれ、草むらがトイレ、ハンモックがベッドという半ば野生の暮らし。洗練されたイメージとはほど遠い、野蛮な姿でした。